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裏方の予定が優勝争い 最年長初Vかかる渡部光洋は「ぼちぼちやります(笑)」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 宮本勝昌 -11 2 大槻智春 -10 稲森佑貴 -10 今平周吾
-10 池村寛世
-10 桂川有人 -10 7 渡部光洋 -9 H・リー -9 木下裕太 -9 坂本雄介 -9 順位の続きを見る
無名の50歳・渡部光洋が快進撃を見せている(撮影:佐々木啓)
<パナソニックオープン 2日目◇23日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7113ヤード・パー72>
開催コースの小野東洋ゴルフ倶楽部に所属する50歳の渡部光洋(わたなべ・みつひろ)が初日の「67」に続き、第2ラウンドも7バーディ・3ボギー「68」の好スコアをマーク。トータル9アンダー・7位タイに名を連ねた。レギュラーツアー出場21試合目で6度目の予選通過。突然の“代打”出場で健闘どころか、新記録も狙える活躍だ。
昨夏から小野東洋GCに所属している渡部は、2018年に同コースで開催された「関西オープン」以来のレギュラーツアー出場。「自分が一番びっくりしています。パッティングが全部入った感じです。パットはハウスキャディさんに任せっきりです」。コースの形状は頭に入っているものの、所属してから月日が浅いだけに、グリーンについてはベテランのハウスキャディが頼りだ。その助言が的中して面白いようにパットが決まっている。
京都府出身の渡部は14歳でゴルフを始め、ゴルフの名門・平安高校、近畿大学のゴルフ部出身。ツアー6勝の平塚哲二は高校の同級生だ。大学卒業後、1995年にプロテストに合格して翌年ツアーデビューを果たす。ツアー2戦目となった96年の「日経カップ」で3位タイに入り華々しくキャリアをスタートさせたが、その後はツアー出場には恵まれず。これまでレギュラーツアーには20試合に出場して、生涯獲得賞金は596万円余り。
今年3月に50歳となり、レギュラーツアーの出場権をかけたQTは断念して、シニアツアーに専念している。今年の予選会を通過して今季は7試合に出場。「金秀シニア」で8位タイに入っている。
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