プーマのサッカースパイクの特徴と魅力とは?

サッカー スパイク プーマ

プーマ(PUMA)と言えば、ヨハン・クライフやディエゴ・マラドーナ、ローターマテウスといった1970~1980年代の銘プレイヤーが活躍していた時代から現代に至るまで愛用されてきたスポーツメーカーです。

現在の50歳以上のサッカー経験者にとっては、サッカースパイクと言えば「プーマもしくはアディダス」という印象が強いかもしれません。

しかし、その後ナイキやミズノといったメーカーが台頭してきた現代でも、プーマは根強い人気を誇っています。

この記事では、そんな「プーマのサッカースパイクの特徴と魅力」について解説していきたいと思います。

プーマと言えば動物のロゴが特徴的

プーマと言えば、ジャンプしている動物のロゴがとても印象深いですよね。

描かれているのは「ピューマ」という動物で、メーカー名の由来となっています。

ちなみにこのプーマとアディダスは、創業者が兄妹であるというのはあまり知られていなかったりします。(兄弟げんかによって別々のメーカーを立ち上げた)

60年ほど反目し続けてきた両社でしたが、2009年9月に和解し、親善試合が行われたのでした。

プーマのサッカースパイクは主に3種類!

プーマのスパイクは、主に3つのシリーズが販売されています。

ドイツ発祥のプーマはどのシリーズも「軽い」という特徴があります。

また、価格もリーズナブルなものが多く、オシャレなスパイクも意外と多かったりします。

プーマのスパイクは、すべてのシリーズがグラウンド別で販売されています。

・土や人工芝、天然芝のすべてに対応する「HGモデル」、

・硬めの土、人工芝に対応した「MGモデル」

・天然芝専用の「FGモデル」

・取替式の「SGモデル」

サッカーをするグラウンドによって適したスパイクを選ぶようにしましょう。

抜群のフィット感を実現させた「キング」

「キングシリーズ」は、そのシンプルでラグジュアリーな見た目は非常に魅力的ですが、プーマらしく非常に軽量で高いフィット感を兼ね備えています。

後記するプーマの「フューチャー」や「ウルトラ」とは違い、プーマ唯一の「天然皮革」を使用したスパイクとなっています。

名シリーズの「パラメヒコ」の系譜を引き継いだクラシック系のスパイクだと言えるでしょう。

練習用であれば「キングヒーロー」、練習や試合で使用するならば「キングプロ」、試合専用で使用するならば「キングプラチナム、キングトップ」というように使い分けましょう。

新たな技術を使用した「フューチャー」

プーマの「フューチャー」は、アジリティやコントロール感に優れています。

プーマのフューチャーシリーズは、他のプーマのスパイクでは使用してこなかった「NETFIT」という技術を使用しています。

これは、アッパー部分にある靴ひもの結び方が違うというものです。

この技術により、足の幅が狭い広い関係なくピッタリなフィット感に調整することが可能となりました。

様々な結び方が可能なので、自分の個性を出しやすいスパイクだと言えるでしょう。

練習用のスパイクには、「フューチャー」という名前の後ろに「4」という数字(例4.4HG)が付き、練習と試合の両方で使えるものは「2」が付き、試合専用のスパイクには「1」という数字が付いています。

スピード重視の「ウルトラ」

ウルトラシリーズは、スピードを武器にしているすべてのプレイヤーに最適なスパイクです。

ソールはプーマのスパイクの中でもトップクラスの軽さとなっています。

アウトソールのグリップ力もあるので切り返しなどもスムーズに行うことができます。

このシリーズも、フューチャーと同じく名前の後ろに「4」という数字(例4.4HG)が付き、練習と試合の両方で使えるものは「2」が付き、試合専用のスパイクには「1」という数字が付いています。

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