JGA競技は放送の映像もルールの基準に 視聴者からの指摘は確認せず | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
JGAが放送の映像について言及(撮影:岩本芳弘)
日本ゴルフ協会(JGA)では2021年のJGAオープン競技でのビデオの証拠を使用することについての方針を発表している。常にルールズディレクター、チーフレフェリーが放送をチェックしており、その映像を証拠として使用することもあるとした。
理由として下記2つがある。
・規則問題が生じたときに潜在的な規則問題を確認するため、そして解決を援助するための先を見越した再審理
・必要なときにすぐに反応するための再審理。例えば、リアルタイムで情報を求めるコース上のレフェリーを援助する為や、そのとき以前に発生した事に基づく問題を評価する委員会を助ける為
もちろん、映像だけでなくコース上の目撃者である他のプレーヤー、キャディ、レフェリー、マーシャル、観客なども考慮されて判断される。また、「肉眼ではわからない程度の事象」や、「プレーヤーが合理的な判断で決定したこと」がビデオによりルール違反が判明しても、それを採用しない裁定を下すこともできるとした。
ただし、視聴者から連絡された情報は観察、または再確認はしない。すでに確認した映像であり再確認する必要はなく、逆に混乱させる可能性があるためとしている。また、放送パートナー以外からの映像は信頼性がなければ受け入れないとした。
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