焚き火にぬくもり添えるランタンを徹底比較!「LED、ガス…やっぱりガソリンなワケ」【みゆキャンプ】
焚き火とともに、秋冬キャンプの夜に趣を添えてくれるのが、ぬくもりあるランタンの明かり。主にLEDランタンとガス、ガソリンとある中で、それぞれシチュエーションに合った使い方があります。女性アイドルグループ「NGT48」のセンターで女子キャンパーの藤崎未夢(みゆ)さん(19)が種類別に学びながら、多くのキャンパーがのめりこむ「王道」ガソリンランタンの扱い方も学びました。
知っておきたい種類別ランタンの使い分け
▲ガソリンなど多くの種類があるランタン
テント、チェア、寝具とそろえていくなかで、意外と後回しにされがちなのが、ランタン。一口にランタンといっても、LED、ガス、ガソリンと種類はさまざま。サイト全体の照明や室内灯、テーブルランプなど、シチューエーションによって、必要とされる明かりも違ってきます。藤崎さんも、どんなときに、どんなランタンを使うのが正解なのか悩み中。
そこで「ランタンといえば…」ということで、コールマンジャパンのアクティベーショングループ、神田新悟さんに解説してもらいました。
進化し続けるLEDランタン
防災も兼ねるなら、過放電は要注意
▲最大の明るさの1000ルーメンでも14時間使用できるコールマンの「バッテリーガードLEDランタン1000」
LEDの明るさを示す単位がルーメン。神田さんによると、自転車の夜用のLEDライトで、一般的なもので200ルーメン程度。今回藤崎さんが使用したLEDランタンは、最大1000ルーメン。かなりの明るさのように思えます。
ただ、キャンプ場は街灯も少ないので、意外にも強い光量のモデルがサイト全体を照らすには不可欠。「最低でも1000ルーメン以上のランタンがあれば安心です」とのこと。
今回使用したモデルは、600ルーメン、200ルーメンと明るさを調節できるモデル。「食事のときと寝る前に使う明かりは違うので、明るさを調整できるタイプを選ぶのが基本。LEDランタンは室内やテントの天井に吊り下げられるほか、夏に虫も寄りづらく、食事の明かりに重宝するのも、ほかのランタンにはない特徴です」(神田さん)。
一家に一台ほしいLEDライト
▲ブルートゥース機能で音楽が聞けるLEDライト
キャンプ場で夜にゆったりとしたいのなら、暖色系のランタンが必須。最近はぬくもりのある暖色だけでなく、本物の炎のように風に反応して明かりが揺らめくものもあります。
「ブルートゥース機能でスマートフォンと同期して音楽が聞けるライトもあり、タブレット端末とつないで、アウトドアの開放的な雰囲気で音楽を楽しむのもおすすめです」(神田さん)。最近はどのメーカーも、キャンプだけでなく、インテリアにも使えるデザインのものが増えているのも特徴。
さらに、自然災害による停電も毎年のように発生しているため、防災目的で持つ人も増えてきたキャンプ用のLEDライト。ただ、これまでの多くのモデルは、電池の残量が過放電で知らず知らずに減っていくものでした。「いざというときに使えるように、これからLEDライトを購入するなら、過放電を防いでくれるコールマンバッテリーガードシリーズがいいですよ」。神田さんはLEDライトを選ぶ基準の一つとして、このように強調します。
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