八村塁（写真：USA TODAY Sports/ロイター/アフロ）
12月16日、NBA「レイカーズ対グリズリーズ」の一戦が行われる。
ウエスタンカンファレンス2位と絶好調のグリズリーズに対してレイカーズは10位といまいち波に乗り切れていない。
勝敗の行方とともに注目されるのが、レイカーズ八村塁とグリズリーズ河村勇輝の日本人直接対決だ。
渡辺雄太対八村塁の対決以来の日本人同時出場なるか
2023年10月26日に行われた「サンズ対レイカーズ」の一戦では、渡邊雄太と八村塁の日本人対決が実現したが、まだ八村と河村勇輝の対決は実現していない。
レイカーズとグリズリーズの対戦は今季あったが、1試合目は八村が体調不良で欠場、2試合目は河村の出場がなしだったため、日本人対決は実現しなかった。
今季3度目の対戦となる両チームだが、対戦が実現するにはグリズリーズがある程度のリードをした状態で試合終盤を迎える必要がある。
いわゆる「クラッチタイム」である必要があるわけだ。
現在の河村はグリズリーズにおいてスターターでもセカンドPGでもなく、3番手のPGだ。
2WAY契約は勝ち取ったものの、チームのエースであるジャ・モラントやピッペンJr.など優れたPGが多いため、接戦の状態では出番が与えられない。
レイカーズの八村は逆にスターターとして今季もプレーしており、点差を付けられた状態で試合終盤を迎えれば若手選手などと交代しベンチに下がる可能性がある。
そのため2人の対決が実現する確率は決して高いとはいえないが、八村と河村が同時にコートでプレーする姿を観たいファンは多いはずだ。
果たして2人の対決は実現するのか、試合は12月16日午前11時30分（日本時間）ティップオフ予定だ。
レイカーズは下降気味、対するグリズリーズは4連勝中
八村が所属するレイカーズは、直近5試合の戦績が1勝4敗と調子は下降気味となっている。
これに対してグリズリーズは4連勝中で、直近2試合に関してはかなりの大差で勝利している。
両チームの現在の順位と流れを踏まえれば、グリズリーズ有利で試合は展開されていく可能性が高い。
昨季27勝55敗という成績で終わったグリズリーズの快進撃は継続するのか、今日の試合も注目だ。
Follow @ssn_supersports
