【第5回】女性必見 プロが解説する「ダイエット、3つの勘違い」
勘違い3:下半身は鍛えるとゴツくなっちゃうから、放置
提供:Dmitry Belyaev
「痩せたいなら下半身から鍛える」、この理由はシンプルです。それは下半身の筋肉が大きいからです。スクワットなどで大きい下半身を使うとその分消費カロリーは増えますし、下半身の筋肉がつくと、基礎代謝もあがります。要するに「消費カロリー>摂取カロリー」の左側が大きくなる、ということです。
一方、腹筋は目立ちますが、実は筋肉としてはそこまで大きいものではありません。ですので、「スクワット15回=腹筋を500回」などと一般的に言われているのはそのためです。
これほどまでに「いいことだらけ」なスクワットですが、女性からは嫌われています。その理由が「下半身だけゴツくなっちゃうから、嫌」というものです。
ですが、下半身が競輪選手やスピードスケートの選手のように太くなることはありません。筋肥大のためには何年もかけて、限界まで筋肉を与え、十分なタンパク質と休息を取ることで起きます。毎日、15回や20回程度のスクワットでは筋肉は肥大しません。
それよりも正しいフォームで、きちんと負荷をかければいい脂肪が燃焼して、気持ちいい汗をかくことができます。
MASA プロフィール
中学の頃から野球を始め、18歳の頃から本格的にトレーニングにのめり込む。その後、フィットネスの道に進み、現在は恵比寿のパーソナルトレーニングジム・BOUNDS.の専属トレーナーに。
主な実績として日本国内で開催されているフィットネス競技大会である「サマースタイルアワード(通称:サマスタ)」では東京予選1位、全国2位という成績を残す。
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