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メドベージェフがモンフィスに敗れ1位陥落。「最高のテニスを何度も再現する」ことが課題。<SMASH>

1位の座をジョコビッチに明け渡すことになったメドベージェフ。マイアミオープンで復活の可能性がある。(C)Getty Images
 現在開催中の男子テニスツアー「BNPパリバ・オープン」(3月10日~20日/アメリカ:インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)は現地3月14日にシングルス3回戦が行なわれ、新たに世界ランク1位となったダニール・メドベージェフが登場。同28位のガエル・モンフィス(フランス)に6-4、3-6、1-6の逆転で敗れ、4回戦進出を逃した。

 1月の全豪オープンで準優勝、2月のメキシコ・オープンでベスト4とシーズン開幕から好調を維持し、2月28日付の世界ランキングで初めテ1位の座に就いたメドベージェフ。今大会は世界ナンバー1として初めて臨むツアー公式戦となり、初戦となった2回戦では予選勝者のトマス・マチャック(チェコ/世界158位)に6-3、6-2で快勝していた。

 そしてこの日も元世界6位のモンフィスを相手に序盤から安定したプレーを見せ、第9ゲームでブレークに成功して第1セットを先取。だが、第2セットでは第4ゲームで先にブレークを喫し、第8ゲームでも再びブレークを献上してセットオールに持ち込まれる。

迎えたファイナルセットでもメドベージェフは第1ゲームから4ゲームを連取されるなど精彩を欠き、そのまま3回戦敗退となった。
  なおメドベージェフは今回の3回戦進出で45ポイントが加算されるものの、昨年3月に優勝したマルセイユ大会(フランス・マルセイユ/ATP250)での250ポイントを失効するため、3月21日に更新される世界ランキングで2位に後退することが確定。これによりワクチン未接種のため今大会を欠場している現在2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が1位に返り咲くことが決まった。

 モンフィスとの試合後には「いつも言っていることだが、最高のテニスをしている時の僕に勝つのは本当に難しい。でも、最高のテニスを何度も再現するというのがテニスの最も難しいところだ。ビッグ3(フェデラー・ナダル・ジョコビッチ)はどんなコンディションでも、どんなサーフェスでも常にトーナメントで勝ち続け、厳しい試合にも勝っているから、僕ももっと頑張らないといけないと思う」と悔しさを滲ませたメドベージェフ。

 残念ながらわずか3週間程度で1位陥落となるが、ジョコビッチが翌週の「マイアミ・オープン」(3月23日~4月3日/アメリカ:マイアミ/ハードコート/ATP1000)にも出場しないため、仮にそこでメドベージェフが準決勝に進出した場合は再び1位に復帰できる可能性もある。マイアミでの挽回に期待したいところだ。

文●中村光佑

【連続写真】メドベージェフの余分な動きがない安定感抜群のバックハンド!

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