元世界ランキング1位のシャラポワが母国のウクライナ侵攻に悲痛な訴え。「悲嘆に暮れています」と心境告白
ロシアによるウクライナ軍事侵攻から2週間が経過し、各スポーツ界でも様々な声があがっている。そんななか、女子テニスの元世界ランキング1位で“ロシアの妖精”と称されたマリア・シャラポワさんが自身のインスタグラムを更新。苦しい胸中を告白した。
2020年2月に現役引退を表明したシャラポワさんは、現在、モデルや実業家としても活躍。先日にはフランスのパリで行なわれた『ファッションウィーク』に参加して話題となった。
そうしたなかで、彼女はこれまで戦争については沈黙を貫いていた。だが、今回の投稿で、ぬいぐるみを持って下を向く子どもの写真とともに、自身の考えを明らかにした。
「ウクライナで深刻化する危機の影響を受けた家族や子どもたちの映像や記事に、ますます心を痛め、悲嘆に暮れています。私は食料、水、援助キットを提供するため精力的に活動している団体『Save the Children’s crisis relief fund』に寄付しています」
そして、文面の最後に「私と一緒に寄付をお願いします。平和を祈り、被災された全ての人に愛と支援を送ります」と呼びかけた。テニス界では、アンディー・マリーやダヤナ・ヤストレムスカなども被災者に寄付すると表明している。
構成●THE DIGEST編集部
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