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大坂なおみ、約4か月ぶりの復帰戦で勝利!全豪オープンに向けて好スタート<SMASH>

全豪オープンの前哨戦で約4か月ぶりに公式戦出場を果たした大坂なおみが復帰戦を勝利で飾った。(C)Getty Images
全豪オープンの前哨戦、メルボルン・サマー・セット1(1月4日~9日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート/WTA250)では、大坂なおみ(世界13位)が第1シードで登場。メンタルヘルスの問題で昨年9月の全米オープン以降コートを離れていたが、約4か月ぶりとなる公式戦を6−4、3−6、6−3のフルセットの末に勝利で飾り、2022年シーズンのスタートを切った。

大坂の相手はアリゼ・コルネ(フランス/同61位)。両者は昨年2月のギプスランド・トロフィー以来2度目の対戦で、その際は大坂がストレートでコルネを破り戦績を1勝0敗としていた。

現地4日にロッド・レーバー・アリーナで行なわれた2度目の対決。第1セット序盤の大坂はファーストサービスの確率が10%台と苦しむも、セカンドでポイント取り切ってサービスをキープ。第7ゲームでこの日2度目となるブレークチャンスをものにしてスコアを4−3とすると、第10ゲームで自身のサービスをきっちりキープして6−4でセットを奪った。
このまま大坂が押し切るかと思われた第2セット。大坂は第3ゲームで早くもブレークに成功するも、勝ち急いだ影響なのか、第6、第8ゲームと立て続けにサービスゲームを落としてしまい3−6でセットを失う。

たが迎えたファイナルセット、大坂は息を吹き返す。コルネの甘くなったサービスを見逃さずゲームの主導権を奪ってポイントを重ね、立ち上がりから一気に3ゲームを連取。勝利に向かってギアを上げた大坂は、その後もアクセルを緩めずポイントを重ねると、6−3で勝ち切った。

試合後のオンコートで「ここに戻ってくると、いつもいい気分になる」と語った大坂。昨年の全豪前哨戦もコルネ戦の勝利から始まり、その勢いのまま臨んだ全豪で2度目の頂点へと駆け上がった。それだけに、今後の戦いぶりからも目が離せない。

初戦突破を果たした大坂は、2回戦でP・マルティッチ(クロアチア/同54位)とM・ザネフスカ(ウクライナ/82位)の勝者と対戦する。

構成●スマッシュ編集部

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