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【卓球】サイバーシェイプウッドを徹底レビュー 一世を風靡した“六角形ラケット”に待望の木材合板が登場

STIGA(スティガ)のラケット『サイバーシェイプウッド』は、5枚合板モデルで、『サイバーシェイプカーボン』では弾みすぎるプレーヤーの為に開発された、ブロックの安定感とカウンターの精度を追求した卓球ラケットです。果たして、『サイバーシェイプウッド』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

『サイバーシェイプウッド』とは

サイバーシェイプウッド

『サイバーシェイプウッド』は2023年2月にSTIGA(スティガ)から発売された木材合板ラケットです。STIGA(スティガ)と言えば、2021年に“六角形ラケット”と呼ばれる『サイバーシェイプカーボン』が発売され、卓球プレーヤーの注目を集めました。

トルルス・モーレゴード(スウェーデン)をはじめ、トップ選手でも使用者が増えている『サイバーシェイプカーボン』ですが、カーボンラケットが苦手な選手にとってはまずまずの印象でした。そこで今回登場したのが、木材合板の『サイバーシェイプウッド』です。

『サイバーシェイプウッド』の特徴

ではまずは、『サイバーシェイプウッド』の特徴について解説します。

特徴➀:六角形が生み出す広い打球エリア

『サイバーシェイプウッド』の特徴1つ目は、六角形が生み出す広い打球エリアです。

『サイバーシェイプカーボン』と同じく『サイバーシェイプウッド』もブレードが六角形の形となっています。六角形にすることで、従来の楕円形のラケットよりも台に近づけやすく、スイートスポットと呼ばれる最適な打球エリアも広くなっています。

特徴➁:ラバーを活かすことにこだわった5枚合板

『サイバーシェイプウッド』の特徴2つ目は、ラバーを活かすことにこだわった5枚合板です。

『サイバーシェイプウッド』は5枚合板のラケットで、『サイバーシェイプカーボン』よりも弾みは控えめです。カーボンラケットでは飛びすぎてしまうことから木材合板のラケットを使用して弾みを調整しているプレーヤーも少なくないです。

『サイバーシェイプウッド』は元々の弾みを抑えることで、ラバーによって弾みの調整が行えるメリットがあります。

特徴➂:技術向上の手助けにもなるソフトな打球感

『サイバーシェイプウッド』の特徴3つ目は、技術向上の手助けにもなるソフトな打球感です。

『サイバーシェイプウッド』の打球感はソフトと言われています。性能を見ても『サイバーシェイプカーボン』と比較してコントロール性能は倍近くありながらスピードはおよそ半分と扱いやすさが格段に上がっています。

これにより、レベルを問わず様々なプレーヤーが手に取れる性能のラケットとなっています。

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