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【卓球技術】表でもできる!表ソフトの激曲がりサービスのコツ

表ソフトラバーでも裏のような直角に曲がるサービスを出すことができます。

「これができると試合が変わる!脱中級者講座」の第29回では、表ソフトの激曲がりサービスのコツを、加藤コーチの技術指導を通して詳しく見ていきましょう。

加藤拓也
【加藤拓也(かとう たくや)】京都府・洛東高等学校から京都産業大学を経て、現在は天王山卓球スクール北山店でコーチを務め、子どもから大人までを幅広く指導する。戦型は右利きの中国式ペンホルダーでフォア表ソフトバック裏ソフト。中学生から卓球を始めながら、全国大会出場経験も持つ。自身の個人チャンネルであるKATO卓ちゃんねるでは、中ペン、表ソフトの技術をメインに練習や試合の動画を多く配信している。‬(写真提供:本人)

表ソフトの激曲がりサービス

加藤:今回は表ソフトの激曲がりサービスを解説していきます。

表ソフトラバーでも裏のような直角に曲がるサービスを出すことができます。曲がるサービスを出すことでフリックやチキータをされにくくなります。回転は真横回転をベースに下回転を強めたり上回転を強めたりしています。

ポイントは

1.台の白線に沿ってスイング

2.スイングの瞬間肘を上げる

3.前ではなく上に飛ばす

まずはサービスの飛び方を見てみましょう。

実際のお手本動画 0:58~

加藤:ボールが上にふんわり飛んでいるのがわかります。このようにふんわりと飛ばすことでボールが曲がる時間を作る事ができます。そしてこのように飛ばすために、インパクトの瞬間に肘を上げます。そうすることでボールを上に飛ばしやすくなります。

実際のお手本動画(別アングル) 1:20~

加藤:この視点からスイングの方向を見てみましょう。

白線に沿って外から内にスイングしています。前に飛ぶ力を減らすことでボールが曲がりやすくしています。肘の動きもこの視点だと見やすいと思います。当たる瞬間にぐいっと上に引き上げていますが、上が難しいのであれば後ろでも良いです。

個人の感覚としてはトスを投げた方が曲げやすい気もします。時間を作ることで相手がとりにくいサービスになります。

練習方法

加藤:次に練習方法について解説していきます。

まずは正面に向いてフォア側に立ち、その場所で下からしゃくるようにスイングします。正面を向いた方が白線に沿う感覚を掴みやすいです。感覚がわかってきたらだんだんサービスの形にしていきましょう。

実際の練習動画 2:14~

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