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毎週深夜まで試合 熱いベルギーアマチュア卓球事情の現場

始まったベルギー・ブリュッセルでの卓球生活。

今回は、ブリュッセルで、アマチュアの卓球の試合や大会がどのように開催されているのかをご紹介します。

チーム名の後ろにつくアルファベットでわかること

まずベルギーの卓球界には、シーズンという概念が存在します。
毎年9月から春過ぎまでで1シーズンです。プロもアマチュアもこのシーズン内でチームに所属して、ホーム&アウェイ形式で各クラブ対抗の試合を行い、最終的な勝利数を競い合います。

私が所属するのは、「Logis Auderghem K」(ロジ・オーデルゲム)というチーム。
K、すなわち、アルファベット順でK番目くらいのレベルということです。

私のチームメイトは30代から80代まで、全員大人のチームです。
そして全員Dランクです。
え?ランクって何のこと?

統一ランク制度がある

実は、ベルギーでは卓球連盟に選手として登録すれば、初心者からプロまで、実力に応じた統一したランクが与えられます。

一番強いのがAランク、一番下はEランク。ちなみに初心者はNC(Non-classment:未分類)となります。
実は更にアルファベットに数字が組み合わさって、細かく分類されます。

格上に勝てば多くのポイントがもらえ、格下に負けると多くポイントを失います。
こうしてシーズン終了時点での総ポイント数で、来シーズン、自分が上のランクに上がるのか、現状維持なのか、下のランクに落ちるのかが決まります。


写真:自分のランクと現在の獲得ポイントがアプリで気軽に見れる/提供:Takaohead

このランクシステムがあるからこそ、選手の分類や大会運営が容易にできます。チーム対抗戦も、ランクに応じて1部、2部、3部などと構成されています。

ちなみに私は「D2」ランク。初心者以上中級者未満といったところでしょうか(笑)。

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