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予選全勝の張本智和「僕が求めてたのはこの安定性」 吉村真晴、濵田一輝の支えにも感謝<世界卓球2024>

<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>

18日、世界卓球選手権釜山大会の3日目が行われ、男子予選リーグで日本代表とマダガスカル代表が対戦した。

日本がマッチカウント3-0でマダガスカルに勝利し、予選リーグ4戦4勝で1位通過を決めた。

試合後、張本智和(智和企画)が報道陣の質問に答えた。

写真:張本智和(智和企画)/撮影:ラリーズ編集部
写真:張本智和(智和企画)/撮影:ラリーズ編集部

張本智和 試合後のコメント

試合を振り返って

今日の相手はチェコ戦で(トーマス・)ポランスキーに勝ってるのですごく準備してやったんですけど、相手が一撃で打ってきたところをちゃんと受け止めてしっかり勝てました。結果的に全勝で予選を1位で抜けたって素晴らしいことだなと思います。

2年前は予選リーグで黒星を喫したが、今回1試合も落とさなかった。成長は感じるか

チャイニーズタイペイの1番だったり、チェコの初戦だったり、本当に負けてもおかしくないところをしっかりと勝ち切れたのは良かったです。

この2年間で僕が求めてたのはこの安定性なので、そこはクリアできて、次はトーナメントでもっと2点取る気持ちを持って戦いたいと思います。

第1・2ゲームの途中に頭をかくような仕草が一瞬見えたが

自分の凡ミスだったり相手のいいプレーがあったりして、思ったよりスムーズに行かなかったボールが見つかったので。そこだけです。

戸上選手がいない中、張本選手が1番でずっと出ているが

戸上さんがいてもいなくても、今回はたまたま1番になってます。

そんなに後ろのことは考えず、自分が勝つか勝てないか。そこだけかなと思います。

全員のコンディションがすごくいいなと感じるが

もうみんな初出場とは思えないです。今日の田中選手含め、本当に予選の全ての試合よかったと思いますね。

1試合も緊張しすぎたり凡ミスが多い試合がなくて、こんなにいい状態で予選を戦い抜くことができるとは思ってなかったのでよかったです。

エースの立場として、最年長の田中選手やスパーリングパートナーの(吉村)真晴選手の支えはどう感じるか

いやもうすごくありがたいですね。田中選手もずっと水を準備してくれたり、なくなりそうだったらすぐに補充してくれたり、真晴さんも濵田(一輝)もいつでも練習できるからと伝えてもらっています。

特に真晴さんは世界選手権を経験してオリンピックのメダリストになっても、こうやってスパーリングパートナーをしてきてくれたというのは本当に簡単なことではないですし、本当に感謝したいなと思います。

世界卓球2024 予選グループ5

第4戦 日本 3-0 マダガスカル

〇張本智和(智和企画)3-0 ラコトアリマナナ
11-5/11-4/11-3

篠塚大登(愛知工業大)3-0 ラザフィナリーフ
15-13/11-9/11-3

田中佑汰(個人)3-0 ナディベル
11-1/11-7/11-5

張本智和(智和企画)– ラザフィナリーフ

篠塚大登(愛知工業大)– ラコトアリマナナ

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