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譲れない新チームダービー 今度は静岡が金沢の地でリベンジを果たす

田中佑汰の安定感

第3マッチは、金沢ポートから田中佑汰と、静岡ジェードは前日の試合で劇的な勝利を挙げた横谷晟が出場した。

愛工大時代の先輩後輩にあたる若武者二人の対決は、横谷のフォアドライブ、田中の緩急自在なバックハンドと、日本トップレベルのラリーの応酬で観客を沸かせる。ゲームは、勝負どころに強い田中が安定感を見せ、3-0のストレートで勝利を収めた。

田中佑汰
写真:田中佑汰(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部

松下大星が決める

第4マッチには金沢ポートから五十嵐史弥、静岡ジェードから松下大星が出場。

序盤から積極的に攻めてペースを掴みたい五十嵐だが、松下の巧みなサービスの変化に対応できず、第1、第2ゲームを連取される。第3ゲームも、会場の大声援を受けて10-10まで追いつくも、最後は五十嵐のバックハンドドライブがオーバーし、松下がゲームカウント3-0で勝利。

マッチカウント1-3となり、静岡ジェードが勝利を決めた。

松下大星
写真:松下大星(静岡ジェード)/撮影:ラリーズ編集部

新チームダービーの行方は

これで、金沢と静岡の“新チームダービー”は1勝1敗。
奇しくも、相手のホームマッチで勝利をもぎとる意地の見せあいで、年間あと2試合ある直接対決も楽しみだ。

金沢ポートは、すぐに8月19日に琉球アスティーダ、20日に木下マイスター東京との、石川県小松市でのホームマッチ2連戦が待つ。

大きな盛り上がりを見せる金沢ポートのホームマッチ会場で、嬉しいホーム初勝利を見せられるか。

西東輝
写真:金沢ポートのベンチ/撮影:ラリーズ編集部

金沢ポート 1-3 静岡ジェード〇

山本勝也/田中佑汰 0-2 龍崎東寅/森薗政崇〇
10-11/6-11

松平健太 2-3 森薗政崇〇
11-7/11-5/4-11/6-11/8-11

〇田中佑汰 3-0 横谷晟
11-9/11-8/11-9

五十嵐史弥 0-3 松下大星〇
6-11/7-11/10-11

静岡ジェード
写真:静岡ジェード/撮影:ラリーズ編集部

ノジマTリーグ2023‐2024シーズン男子順位(8月13日現在)

1位:木下マイスター東京(勝ち点14/4勝1敗)
2位:琉球アスティーダ(勝ち点13/4勝1敗)
3位:静岡ジェード(勝ち点7/2勝3敗)
4位:岡山リベッツ(勝ち点6/2勝2敗)
5位:金沢ポート(勝ち点4/1勝2敗)
6位:T.T彩たま(勝ち点1/0勝4敗)

文:ラリーズ編集部

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