1,197人が大声援 地域密着チーム・金沢ポートホームマッチ開幕戦は岡山リベッツに一歩及ばず
キャプテン松平健太、吠える
第3マッチは金沢ポートからキャプテンの松平健太、岡山リベッツから吉山僚一が出場。
第1ゲームは吉山が持ち前のパワフルな両ハンドを駆使してポイントを重ね、10-8と先にゲームポイントを握る。しかし、そこから松平が2ポイントを連取して10-10とすると、最後は松平がバックハンドを振り切って11-10とし、第1ゲームを先取する。
この逆転勝利で勢いに乗った松平は、第2ゲームから積極的な攻めを見せ、随所で得意のバックハンドドドライブで得点を重ねる。第2ゲームを11-4で奪取すると、第3ゲームも勢いそのままに11-5で勝利。ゲームカウント3-0で松平が完勝し、金沢ポートが勝利に王手をかける。
写真:松平健太(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部
立ちはだかるハオシュアイ
第4マッチでは、五十嵐史弥(金沢ポート)と郝帥(ハオシュアイ・岡山リベッツ)が対戦。
五十嵐は序盤から積極的な攻めを見せるが、郝帥の硬い守りをなかなか打ち崩せず、第1ゲームは郝帥が制する。続く第2ゲームも五十嵐は攻め続けるも、このゲームも郝帥が奪取。第3ゲームも粘りのプレーを見せるが、巧みなコースをつく郝帥に一歩及ばず、ゲームカウント0-3で敗戦。
勝負は最終第5ゲーム(ヴィクトリーマッチ)に委ねられた。
写真:ハオシュアイ(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
ビクトリーはハオシュアイに軍配
第5マッチでは田中佑汰と郝帥が対戦。
ともに今日の試合で勝利を挙げて勢いに乗っていたが、田中の両ハンド攻撃を郝帥がいなし、10-7と先にマッチポイントを握る。
ここから大声援を背に受けて巻き返したい田中だったが、最後はラリー戦に敗れて試合終了。
郝帥がヴィクトリーマッチを制した岡山リベッツが今シーズン2勝目を挙げ、初のホーム開幕戦となった金沢ポートは、惜しくも勝利を逃した。
写真:勝利を飾った岡山リベッツ/撮影:ラリーズ編集部
大盛況の開幕ホームマッチ
試合に敗れはしたものの、約1,200人のお客さんが詰めかけた金沢ポートの開幕ホームマッチは大盛況で、来場者の表情には満足感が浮かぶ。
「石川県内スポーツチームの初年度の開幕戦の中で一番盛り上がっていた」と県内関係者からの評判の上々で、これからの金沢ポートの飛躍が期待される。
写真:金沢ポート・ホームマッチ開幕戦の客席/撮影:ラリーズ編集部
金沢ポート 2-3 岡山リベッツ〇
山本勝也/松平健太 0-2 丹羽孝希/閻安(ヤンアン)〇
6-11/6-11
〇田中佑汰 3-0 閻安(ヤンアン)
11-5/11-9/11-9
〇松平健太 3-0 吉山僚一
11-10/11-4/11-5
五十嵐史弥 0-3 郝帥(ハオシュアイ)〇
6-11/10-11/8-11
田中佑汰 0-1 郝帥(ハオシュアイ)〇
7-11
ノジマTリーグ2023‐2024シーズン男子順位(8月12日現在)
1位:琉球アスティーダ(勝ち点13/4勝1敗)
2位:木下マイスター東京(勝ち点11/3勝1敗)
3位:岡山リベッツ(勝ち点6/2勝2敗)
4位:金沢ポート(勝ち点4/1勝1敗)
5位:静岡ジェード(勝ち点4/1勝3敗)
6位:T.T彩たま(勝ち点1/0勝3敗)
文:ラリーズ編集部
Follow @ssn_supersports