野田学園・三木隼が悲願のシングルスV 戸上隼輔以来4年ぶりに愛工大名電の牙城崩す<卓球・インターハイ>
<第92回全国高等学校卓球選手権大会 日時:8月8日~8月13日 場所:北海道・北ガスアリーナ札幌 46(札幌市中央体育館)>
13日、第92回全国高等学校卓球選手権大会(以下、インターハイ)は最終日となる大会5日目を迎え、男子シングルス決勝が行われた。
決勝は三木隼(野田学園)、萩原啓至(愛工大名電)と、野田学園と愛工大名電のエース対決が実現。鋭い両ハンドを武器に戦う両者は序盤から前・中陣で激しいラリーを展開。第1ゲームからデュースになるも、このゲームは三木が12-10で奪取。続く第2ゲームも三木が11-9で取り、優勝に王手をかける。
写真:萩原啓至(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部
後がなくなった萩原だが第3ゲームを11-7で奪い返し、続く第4ゲームもマッチポイントを握られてから追い上げを見せてデュースに持ち込む。
写真:三木隼(野田学園)・萩原啓至(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部
どちらが勝ってもおかしくない勝負となったが、デュースから三木が立て直してポイントを重ね、最後は15-13で取り、勝利。激戦を制した三木が、2019年大会の戸上隼輔(当時・野田学園)以来4年ぶりに、愛工大名電勢のシングルス連覇を打ち破って優勝を果たした。
男子シングルス決勝結果
写真:三木隼と橋津文彦監督(野田学園)/撮影:ラリーズ編集部
〇三木隼(野田学園)3-1 萩原啓至(愛工大名電)
12-10/11-9/7-11/15-13
文:ラリーズ編集部
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