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長﨑美柚、ドイツ代表とのフルゲーム制し初戦突破 男子単は世界11位の韓国選手らが敗れる<卓球・WTTコンテンダーチュニス2023>

<WTTコンテンダーチュニス2023 日程:6月20日~25日 場所:チュニス(チュニジア)>

6月20日から開幕した、WTTコンテンダーチュニス2023。大会3日目の22日には各種目の本戦がスタートした。

長﨑らが初戦突破

女子シングルス1回戦に登場した長﨑美柚(木下グループ)は、世界卓球2023大会ドイツ代表のサビーネ・ウィンター(ドイツ)と対戦。

第1ゲームを12-10の接戦で取ると、第2ゲームは11-2と圧倒した長﨑が勝利まで1ゲームに迫った。

写真:長﨑美柚(木下グループ)/提供:WTT
写真:長﨑美柚(木下グループ)/提供:WTT

しかしウィンターの粘り強い攻めが主導権を奪い返され、第3、第4ゲームをともに6-11で取られ、勝負は最終ゲームへ。

質の高いウィンターの両ハンドに苦しんだ長﨑だったが、最終ゲーム終盤での攻防を勝ち切り、フルゲームの末勝利を収めた。

今大会第1シードの木原美悠(木下グループ)は、Diya Parag CHITALE(インド)と対戦。

写真:木原美悠(木下グループ)/提供:WTT
写真:木原美悠(木下グループ)/提供:WTT

第1ゲームを9-11で落とすも、第2ゲーム以降は持ち前の攻撃力で相手を圧倒した木原がゲームカウント3-1で勝利。2回戦へ駒を進めた。

その他、張本美和(木下アカデミー)、笹尾明日香(日本生命)、平野美宇(木下グループ)も初戦突破を決め、また女子ダブルスでも2ペアが勝利を収めた。

写真:平野美宇(木下グループ)/提供:WTT
写真:平野美宇(木下グループ)/提供:WTT

女子シングルス、女子ダブルスでは日本選手全員が2回戦へ進出した。

及川瑞基が初戦突破

男子シングルス1回戦では、及川瑞基(木下グループ)が登場。松島輝空(木下アカデミー)を下し予選を突破した、Cedric MEISSNER(ドイツ)と対戦した。

写真:及川瑞基(木下グループ)/提供:WTT
写真:及川瑞基(木下グループ)/提供:WTT

サービス、レシーブで先手を取った及川がゲームカウント3-0で勝利。及川は2回戦では、1回戦で中国のホープ・林詩棟(リンシドン・中国)を下した安宰賢(アンジェヒョン・韓国)との対戦となる。

予選を突破し男子シングルス1回戦に登場した神巧也(ファースト)は、ポルトガルのベテラン、ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)と対戦した。

写真:神巧也(ファースト)/提供:WTT
写真:神巧也(ファースト)/提供:WTT

バックハンドでチャンスを作り要所でフォアハンドを叩き込んだ神だったが、堅実なプレーで得点を重ねたアポロニアの前にゲームカウント1-3で惜しくも敗れた。

写真:英田理志(HRマネージメント)/提供:WTT
写真:英田理志(HRマネージメント)/提供:WTT

同じく予選を突破した英田理志(HRマネージメント)は、ドイツブンデスリーガで活躍を見せるアントン・ケルべリ(スウェーデン)と対戦。

チキータからの両ハンドで得点を重ねた英田だったが、プレー領域を選ばないケルべリの両ハンドが僅かに上回り、ゲームカウント1-3で英田は初戦敗退となった。

写真:林鐘勲(イムジョンフン・韓国)/提供:WTT
写真:林鐘勲(イムジョンフン・韓国)/提供:WTT

その他男子シングルス1回戦では、世界ランキング11位の林鐘勲(イムジョンフン・韓国)がHarmeet DESAI(インド)にフルゲームで敗れ、林詩棟(リンシドン・中国)、向鵬(シャンパン・中国)ら中国選手も初戦で姿を消した。

試合結果は以下の通り。

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