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森さくら、大逆転で予選突破に王手 笹尾、吉山、松島も本戦出場に挑む<卓球・WTTコンテンダーザグレブ2023>

<卓球・WTTコンテンダーザグレブ2023 日程:6月26日~7月2日 場所:ザグレブ(クロアチア)>

6月26日から開幕した、WTTコンテンダーザグレブ2023。大会2日目の27日には各種目の予選が行われた。

女子シングルス予選1回戦に出場した森さくら(日本生命)は、Debora VIVARELLI(イタリア)との対戦となった。

森は相手の懐の広い両ハンドに苦戦し、2ゲームを先取されて追い詰められるも、粘り強いプレーで2ゲームを取り返す。最終ゲームは相手にリードを許す厳しい展開となったが、終盤の打ち合いを制し、ゲームカウント3-2で森が逆転勝利を収めた。

続く予選2回戦ではOceane GUISNEL(フランス)と対戦。終始試合の主導権を握りゲームカウント3-0で勝利し、予選突破まであと1勝となった。

写真:笹尾明日香(日本生命)/提供:WTT
写真:笹尾明日香(日本生命)/提供:WTT

笹尾明日香(日本生命)は女子シングルス予選2回戦から登場し、LEE Hoi Man Karen(中国香港)との対戦となった。ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲームに、笹尾はサービスからの展開で得点を重ねる。その勢いのまま2ゲームを連取し、ゲームカウント3-1で予選3回戦に進出した。

男子シングルス予選3回戦に出場した松島輝空(木下アカデミー)は、Vincent PICARD(フランス)と対戦、第1ゲームのデュースを13-11で制すと、勢いそのままに続く2ゲームも連取。ゲームカウント3-0で勝利し、予選4回戦へ駒を進めた。なお、4回戦で松島は、2022年世界選手権ドイツ代表のムン・ファンボーと対戦する。

吉山僚一(日本大)は予選3回戦で朴康賢(パクガンヒョン・韓国)と対戦。WTTコンテンダーチュニス男子ダブルスを制した実力者を相手に、安定した攻守で得点を重ねた吉山がゲームカウント3-1で勝利し、予選4回戦進出を決めた。

及川瑞基(木下グループ)は予選3回戦でAmir Hossein HODAEI(イラン)の猛攻に屈し、ゲームカウント1-3で惜しくも敗れた。

その他に男子シングルス予選では、元韓国代表の呉尚垠(オサンウン・韓国)の息子である呉晙誠(オジュンソン・韓国)は趙子豪(ジャオズーホウ・中国)を下したほか、薛飛(シュフェイ・中国)、劉丁碩(リュウディンシュオ・中国)も敗れ、中国選手の早期敗退が目立った。

日本選手の試合結果は以下の通り。

27日日本選手試合結果

男子シングルス予選3回戦

〇松島輝空(木下アカデミー)3-0 Vincent PICARD(フランス)

及川瑞基(木下グループ)1-3 Amir Hossein HODAEI(イラン)〇

〇吉山僚一(日本大)3-1 朴康賢(パクガンヒョン・韓国)

女子シングルス予選1回戦

〇森さくら(日本生命)3-2 Debora VIVARELLI(イタリア)

女子シングルス予選2回戦

〇森さくら(日本生命)3-0 Oceane GUISNEL(フランス)

〇笹尾明日香(日本生命)3-0 LEE Hoi Man Karen(中国香港)

28日日本選手試合予定

男子シングルス予選4回戦

松島輝空(木下アカデミー)‐ ムン・ファンボー(ドイツ)

吉山僚一(日本大)‐ KANG Dongsoo(韓国)

女子シングルス予選3回戦

森さくら(日本生命)‐ Anastassiya LAVROVA(カザフスタン)

笹尾明日香(日本生命)‐ Charlotte LUTZ(フランス)

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