「パリ五輪」早田ひな、4年後のロサンゼルス五輪出場意思表明!日本は黄金時代到来か
写真:早田ひな(提供:ITTF)
激闘の末中国代表に敗れ銀メダル獲得となった卓球女子日本代表は、今後黄金時代が訪れる可能性が高い。
団体戦でも活躍した16歳の張本美和や20歳の木原美悠といった有望な若手選手が頭角を現してきているからだ。
さらに、中国戦後にはエースの早田が4年後のロサンゼルスオリンピックへの出場に意欲を示したことから、今後日本の選手層は非常に厚くなることが予想される。
「金メダルを取るまで燃え尽きることはない」と今後も代表を目指す早田
個人として銅メダル、団体として銀メダルを獲得した24歳の卓球選手であれば、やり切った感覚を抱き代表引退を決断してもなんら不思議ではない。
しかし、早田ひなは違うようだ。
「(神様が)燃え尽きないようにするために金メダルを取らせてくれなかった」
早田はそのように今回のパリオリンピックを捉え、4年後のロサンゼルスオリンピックで金メダルを取ることを目標により努力を重ねようと決めたのだ。
黄金時代到来ゆえに熾烈な日本代表争いが予想される
以下はパリオリンピック時点の日本女子卓球シングルス世界ランキングだ。
・早田ひな(24歳) 5位
・張本美和(16歳) 8位
・伊藤美誠(23歳) 9位
・平野美宇(24歳) 12位
・木原美悠(20歳) 26位
・長﨑美柚(22歳) 28位
このように、早田や伊藤美誠、平野美宇などが4年後のオリンピックも目指すのであれば、かなり代表争いは熾烈なものとなっていくはずだ。
また、ダブルスにおいても、長﨑美柚と木原美悠の若手選手ペアが世界ランキング4位となっており、今後中国を脅かす存在になっていく可能性もある。
年齢的にも16歳の張本はこの中でも伸びしろがあり、すでに世界トップクラスの実力を持っていることから、シングルスの本命となっていくことだろう。
そうなれば、同じく年齢的に伸びしろのある木原と早田、伊藤、平野といった実力者が代表枠を争っていくことになるはずだ。
さらに、現在世界ランキングで28位だが、22歳とまだ伸びしろのある長﨑美柚もシングルスで実力をつけていく可能性もある。
果たしてロサンゼルスオリンピックではどの選手が日本代表の座を掴むのか、各選手の今後の活躍に注目だ。
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