「パリ五輪卓球団体」男女共に準決勝勝利でメダル確定へ!男子はスウェーデン戦、女子はドイツ戦
写真:張本智和/提供:WTT
パリオリンピックにおける注目競技の1つである卓球だが、男女共に団体戦で準決勝に進出している。
準決勝に勝利すれば銀メダル以上が確定するだけに、是が非でも勝利したいところだ。
男子準決勝のスウェーデン戦は8月8日3時(日本時間)、女子準決勝のドイツ戦は8月9日3時(日本時間)に行われる。
男子の相手は世界ランク2位のドイツ代表をストレートで下した同7位のスウェーデン
まずは男子団体が1日早く準決勝を戦う。
スウェーデンは世界ランキング2位のドイツ代表を破り準決勝に進出しており、かなり手強い相手だ。
特にトルルス・モレゴール(22)はパリオリンピックのシングルスで銀メダルを獲得しており、世界トップクラスの実力者だ。
世界ランキングも前回の26位から一気に10位となっており、中国勢の上位陣とも対等に戦えるポテンシャルを持っている。
アントン・ケルベリも世界ランキング24位と確かな実力を持っており、カールソンも30位と非常に手強い相手だ。
さらに要注意なのがダブルスだ。
カールソンとケルベリのペアは、世界ランキング6位であり、戸上隼輔と篠塚大登の5位と同格の強さを誇る。
つまり、もしも初戦のダブルスを落とすようなこととなれば、勢いに乗っているモレゴールを2度倒さなければ日本は勝利できないわけだ。
女子代表のドイツ戦は早田の怪我の回復次第か
8月9日には、女子団体の試合が行われる。
これまでの試合をすべてストレートで勝利してきた日本だが、おそらく準決勝はそう簡単にはいかないだろう。
世界ランキング16位のミッテルハムは腰を痛めユアン・ワンと交代しているが、同ランキング40位のシャオナ・シャンや96位のユアン・ワン、同100位のカウフマンという実力者が揃う。
個人の世界ランキングでいえば日本が圧倒的に上だが、世界ランキング25位のアクラや28位のバトラーを擁するインド代表を3-1で下して準決勝に進出していることからも、かなりの強さを持っていると判断できる。
そうした意味では、張本美和や平野美宇が本来の実力を出し切ることはもちろん、早田ひなの怪我の回復具合が進み準々決勝よりも良いプレーができる状態であるかどうかが勝利のポイントであるといえるだろう。
準々決勝から中1日空いているため、早田の状態もかなり上向いているはずだ。
果たして男女揃って団体決勝に駒を進めることができるのか、その戦いに注目だ。
Follow @ssn_supersports