今年プロ転向の安藤みなみ、第1シード田志希下す 日本女子3選手が4強入り<卓球・アジア選手権>
女子ダブルス(大会6日目)
準々決勝
〇長﨑美柚/安藤みなみ 3-2 MUKHERJEE Sutirtha/MUKHERJEE Ayhika(インド)
佐藤瞳/芝田沙季 2-3 杜凱琹/李皓晴(中国香港)〇
大会7日目となる4日は、女子シングルス準決勝が行われる。早田と芝田がここで激突することになった。
写真:申裕斌(シンユビン)/提供:ittfworldまた、安藤が決勝進出をかけて対戦するのは韓国の17歳・申裕斌(シンユビン・韓国)だ。両者は、WTTスターコンテンダードーハの女子シングルス、アジア選手権の女子団体と直近で2度対戦しており、安藤が2連勝を収めている。
独特の戦型の安藤にとって、3試合目と慣れられている状態でのスタートにはなるが、地力の差で勝ち切れるか要注目だ。勝利すれば同日に女子シングルス決勝が行われる。
女子シングルス(大会7日目)
準決勝
安藤みなみ – 申裕斌(シンユビン・韓国)
早田ひな – 芝田沙季
アジア選手権とは
アジア選手権は、2~3年ごとにアジア各国の予選を勝ち抜いた選手によって、アジアNo.1を決める大会である。卓球の全種目(男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルス・男女団体)が行われ、各種目で優勝者が決まる。
日本勢の記録としては2017年大会の女子シングルスで平野美宇(日本生命)が中国勢3人に連続で勝利して優勝したことが記憶に新しい。ほかにも前回大会では男子ダブルスで吉村真晴(愛知ダイハツ)/戸上隼輔(明治大)ペアが3位、女子ダブルスで平野/石川佳純(全農)ペアと芝田沙季(ミキハウス)/佐藤瞳(ミキハウス)ペアがともに3位入賞を果たしている。
今大会では中国代表が、先日の第14回全中国運動会卓球競技の開催と、11月に控える世界選手権に向けたトレーニング等への影響を考慮し不参加を表明している。また、日本からも東京五輪代表の選手は参加しないこととなり、6月の国内選考会を勝ち抜いた代表選手が参加することとなる。
安藤みなみインタビュー(2021年2月公開)
写真:安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)/撮影:田口沙織>>実業団のエースが退社しプロ転向 安藤みなみが今、Tリーグに挑戦する理由
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