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ドラコン&本戦も制覇! 今季のチャン・キムはひとあじ違う“大人のゴルフ” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 C・キム -14 2 池田勇太 -12 大槻智春 -12 香妻陣一朗 -12 5 岩田寛 -9 S・ビンセント -9 T・ペク -9 金谷拓実 -9 9 稲森佑貴 -8 木下稜介 -8 順位の続きを見る

ウォーターシャワーで祝福!

ウォーターシャワーで祝福!(撮影:米山聡明)

バンテリン東海クラシック 最終日◇3日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,300ヤード・パー71)>

「どうか明日もインタビューを受けることができますように!」と、空に向かって祈りを捧げていたチャン・キム(米国)。前日のドライビングコンテストで優勝し、その後に囲み取材を受けた後の一幕だ。その願いが天に通じたわけではないが、最終日は5バーディ・3ボギーの「69」をマーク。一度も追いつかれることなく、トータル14アンダーで今季2勝目、ツアー通算6勝目を飾った。

やっぱりこちらも1位!ドラコンの結果は?【写真】

ただ、キムの中では決して楽な勝利ではなかった。今大会には過去4回出場しているが、2019年の19位タイが最高順位と相性はよくない。「三好CCはフェアウェイが狭く、曲げちゃいけないプレッシャーが強いのが理由です」と、飛ばし屋ならではの宿命で、曲げたときに手痛いペナルティを受けてきた思いがあるからだ。

しかし、今年のキムはひと味違っていた。攻めるホールと刻むホールをきっちりと分け、決して無理な攻めはしなかった。このプレースタイルは今大会に限ったことではない。キムといえば、ツアーを代表する飛ばし屋で、ドライビングディスタンスでは圧倒的な1位をキープするものの、フェアウェイキープ率は低いというのが定番だった。ところが今季は、ドライビングディスタンスが5位(といっても300・61ヤード飛んでいる)で、フェアウェイキープ率は55位(56・2%)、トータルドライビング(両方をポイント換算した順位)では7位に入っているのだ。

「単に遠くへ打って飛ばすのではなく、いい位置にボールを止めるというように、今までよりももっと賢くプレーしなければいけないと思い、コースマネジメントを変えました。あとは、ドライバーをピン『G425LST』からの『G425MAX』に替えたことも大きいですね」と理由を説明した。

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