• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • シャルケがレバークーゼンに4失点完敗!吉田麻也の選手としての実力に疑問の声が高まる
吉田麻也,選手会長,サッカーワールドカップ,W杯

シャルケがレバークーゼンに4失点完敗!吉田麻也の選手としての実力に疑問の声が高まる

吉田麻也(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
10月8日、ドイツブンデスリーガ第9節「レバークーゼン対シャルケ」の試合が行われ、4-0でレバークーゼンが勝利した。

この試合からレバークーゼンを指揮することとなった元スペイン代表MFシャビ・アロンソは、監督としての初陣を見事勝利で終えた。

日本代表DF吉田麻也は後半34分までプレーするも、この日も精彩を欠きシャルケも公式戦3連敗となった。

明らかに今季精彩を欠いている吉田麻也

4失点で負けたこのレバークーゼン戦でも、アフターチャージでイエローカードを貰うなど、吉田の全体的なパフォーマンスは低かった。

吉田麻也の選手としての実績が素晴らしいのは間違いない。

名古屋グランパスでプロデビューすると、VVVフェンロ→サウサンプトン→サンプドリアと欧州クラブを渡り歩き、活躍してきた。

日本代表においても121試合に出場し、DFながら12ゴールを記録している。

2018年ロシアワールドカップ後からは、長谷部誠からキャプテンを引き継いでもいる。

ただし、サッカーは実績で競うスポーツではなく、目の前の試合、目の前のワンプレーの質が重要となるスポーツだ。

バロンドールを5回受賞し、リオネル・メッシと並び2000年以降の欧州サッカーで最も成功したサッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドで批判されているように、吉田も今、試合のパフォーマンスの低さによって批判を受けている。

元々スピードのある選手ではないが、高さと強さ、そして近年では経験値によって予測しながらリスクマネジメントを行えるといった魅力があった。

しかし、残念ながら現在の吉田はさらに反応スピードや走力も落ちており、高さや強さも武器と言えるほどのレベルにない。

なによりも、どのプレーも自信なさげのように見受けられ、DF陣に良い影響を与えられるようなオーラがないのだ。

この日の敗戦でシャルケは暫定16位、失点はなんと「21」とリーグワースト2位となっている。

ワールドカップのスタメンに不安を感じるファンも多い

キャプテンでもあり、圧倒的な実績とリーダーシップを考えられば、吉田がワールドカップの3試合をスタメンで出場する確率は極めて高いだろう。

森保監督からの信頼も絶大だと言える。

しかし、プレーレベルの低下を不安視するファンは多く、「板倉の怪我からの復帰が間に合えば冨安と板倉をCBのスタメンで起用すべき」といった意見もある。

確かに、ドイツやスペインといった強豪相手となると、今の吉田では厳しいというのが正直なところだろう。

ここからコンディションを高め安定したプレーができるのか。

はたまた不安定なプレーを続けワールドカップのスタメンを奪われてしまうのか。

今後の吉田のプレーに注目だ。

関連記事