
ついに開幕まで10日となった「カタールW杯」だが、世界中のサッカーメディアが各グループの展望を予想している。
大会初日に登場する「グループA」は、開催国のカタールと欧州の強豪オランダ、アフリカの雄セネガル、厳しい南米予選を勝ち抜いたエクアドルの4チームとなる。
各グループ上位2チームが決勝トーナメントへ進出するが、はたしてグループAはどの国が有力視されているのだろうか。
大本命はオランダ
11月11日、オランダ代表メンバーが発表された。
欧州各国リーグで活躍している選手が順当に選ばれたが、その中でもファン・ダイクやデ・リフト、フレンキー・デ・ヨング、メンフィス・デパイ、シャビ・シモンズなどのスター選手に注目だ。
近年では2010年南アフリカW杯に準優勝、2014年に3位という成績を残している。
W杯で3度準優勝となっていて、カタールW杯では悲願の優勝を狙っている。
ちなみに、データサイト『OPTA』が発表したW杯優勝確率では、6位の7.7%となっている。
対抗馬はセネガル代表
セネガル代表もオランダ代表と同じく11日に代表メンバーを発表している。
2002年の日韓W杯ではベスト8に入る大旋風を巻き起こした。
2019年のアフリカネーションズカップで準優勝、2021年の同大会で優勝と近年かなり力を付けていることから、オランダに次ぐ実力国であると言えるだろう。
選出された全員が欧州の強豪国のリーグでプレーしているが、その中でも注目は、バイエルンのサディオ・サネとチェルシーのCBカリドゥ・クリバリ、GKのエドゥアール・メンディだろう。
『OPTA』の発表したW杯優勝確率では、23位の0.19%となっている。
開催国カタール
今大会の開催国であり、唯一のW杯初出場国なのがカタールです。
初出場ではありますが、2019年アジアカップで日本を破り優勝しており、実力もアジアのトップレベルとなっています。
開催国のアドバンテージを活かし、オランダ代表は厳しいかもしれないが、セネガルとエクアドルから勝利を奪い決勝トーナメント進出を狙う。
スター選手はいないが、バルセロナの育成年代の指導経験があるフェリックス・サンチェス監督が2017年から長年育て上げたメンバーでW杯に臨む。
南米の底力を見せるエクアドル
エクアドル代表は、2006年のドイツW杯でベスト16に進出して織、厳しい南米予選を突破してきていることからも、確かな実力を持っているはずだ。
実際に南米予選ではアルゼンチンやブラジルといった強豪国と引き分けている。
ブライトンで日本代表MF三苫薫と共にプレーする20歳のモイセス・カイセドに注目だ。
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