あるぞ得点王、上田綺世がPKから2得点で20ゴール到達、得点ランキング単独2位浮上!
写真:上田綺世(Panoramic/アフロ)
5月7日、ベルギーリーグプレーオフ2第2節「ウェステルロー対セルクル・ブルージュ」の一戦が行われ、5-3でセルクル・ブルージュが勝利した。
日本代表FWの上田綺世はPKから2得点を奪い、チームの勝利に貢献した。
この2得点で今季リーグ戦20得点目となり、得点ランキングで単独2位となった。
1位のウーゴ・カイパースとの得点差はわずか「1」となり、逆転得点王も狙える状況となった。
PK以外にも好プレーを連発した上田
ヨーロッパカンファレンスリーグへの出場権獲得を目指すセルクル・ブルージュは、前半5分にティボ・ソマーズのワンタッチゴールで幸先よく先制する。
12分、上田が魅せる。
抜群のトラップで右サイドに抜けると、ドリブルで相手DFを振り切りエリア内深くまで進入。
DFに倒されたが、これはファウルを取られなかった。
ポストプレーや点を取る動きだけでなく、ドリブルでも素晴らしいプレーができることを示した。
18分、味方選手がエリア内で倒されて得たPKを上田が決める。
普段は右側に蹴ることが多い上田だが、このPKは左隅に見事決めきった。
32分には、シュート自体は外れたものの、右サイドからの味方のクロスに良いタイミングで走り込んでシュートを放つ。
その3分後には逆に自らがクロスを上げて得点チャンスを作るなど、上田は抜群の存在感を放つ。
39分にウェステルローのネネ・ドルジュレスに1点返されるが、44分に上田からのパスを受けたレオナルド・ロペスが追加点を奪い、セルクル・ブルージュが3-1と突き放す。
セルクル・ブルージュは前半アディショナルタイムにもPKを獲得し、上田が再びキッカーを務める。
冷静に1本目とは逆の右サイドに決めた上田は、このゴールで今季20ゴール目となった。
上田は51分にも鋭いカウンターからシュートを放つ。
64分にティボ・ソマーズがこの日2得点目を決めて5-2と突き放し、75分に1点返されるも5-3でセルクル・ブルージュが勝ち切った。
PK以外での得点はなかったものの、随所に好プレーを見せるなど、その実力をいかんなく発揮した。
この試合の2ゴールで得点ランキングトップのウーゴ・カイパースとの得点差はわずか「1」となった。
もしもベルギーリーグで得点王を獲得するようなことになれば、4大リーグ所属クラブからのオファーも高い確率で舞い込むことになるだろう。
上田は残り4試合で何得点決めることができるのか。
そしてカイパースを抜き去り得点王を獲得することができるのか。
上田のゴール量産を期待しよう。
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