「北中米W杯」日本代表で最も重要なピースは上田綺世、もしも大会前に怪我やコンディション不良に陥ったならば・・・

上田綺世(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
FIFAランキング18位の日本代表は、ポット2として北中米W杯に臨む。

同グループには強豪国として知られるオランダ代表がおり、チュニジアやスウェーデンなど一筋縄ではいかない国もいる。

しかし、エールディビジで得点王濃厚な上田綺世やプレミアリーグで活躍する三笘薫、鎌田大地、ラ・リーガ屈指のタレントとなった久保建英、ブンデスを代表するボランチに成長した佐野海舟など日本は歴代最強と称されるチームでこの大会に臨むことになるゆえに、史上初となる「ベスト8進出」への期待は高まる。

選手層の厚さは抜群!不安なポジションはCFか

現在の日本代表は怪我人さえ復帰すれば戦力の変わらぬチームを2つ作れるほど選手層が厚くなっている。

CBは冨安健洋や板倉滉、鈴木淳之介、谷口彰悟、伊藤洋輝、などハイレベルな陣容となっており、ボランチは佐野海舟や鎌田大地を軸に田中碧や藤田 譲瑠チマ、遠藤航、守田英正が残り2枠(もしくは3枠)を争う。

WBは中村敬斗や三笘薫、伊東純也、堂安律といった攻撃的な選手がおり、彼らはシャドーのポジションにも適性を持つ。

そしてシャドーは上記の4人だけでなく久保建英が司令塔として君臨する。

どのポジションも怪我やコンディション不良によって北中米W杯本番で1人欠けたとしても、戦い抜けるほど厚い選手層となっている。

唯一カバーしきれないのは、「CF」のポジションだ。

エールディビジで23得点を挙げ得点王濃厚となった上田綺世は、日本代表において最も欠けてはならぬピースであり、もしも北中米W杯前もしくは大会中に怪我やコンディション不良によって起用できなくなれば、一気に日本代表の戦力は低下してしまうだろう。

上田の代わりは実績のある小川航基か、それとも高さの後藤啓介か

もしも上田がW杯前もしくはW杯期間中に怪我やコンディション不良となったならば・・・。

考えたくはないが、実際に起こりえる話だ。

そうなれば、代わりとなるCFを起用することになるが、誰を起用したとしても間違いなく大きな戦力ダウンとなる。

これまでの実績でいえば、イングランド戦で途中出場させたように小川航基が上田の代わりとして起用されるだろう。

ポストプレーや裏への抜け出し、そして決定力と多くの点で上田を下回るが、それでも日本代表としての出場試合数も多く、連携面では問題ないはずだ。

もう1つの選択肢として考えられるのが、後藤啓介だ。

スコットランド戦でスタメン起用されたことを踏まえれば、森保監督が大きな期待をかけていることがわかる。

191㎝とサイズのある選手なだけに、ポストプレーや相手CKやFKの際の守備時に貢献できる選手だといえるだろう。

ベルギーリーグで10得点を挙げているように、決定力自体も一定以上あるため、ハマれば小川航基以上にチームに貢献できるはずだ。