中山、冨安負傷で長友、吉田、長友のオジサン軍団フル稼働!頼りになるのはやはり・・・
吉田麻也(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
またもサッカー日本代表に良くないニュースが飛び込んできた。
11月3日に行われたEL(ヨーロッパリーグ)第6節「アーセナル対チューリッヒ」の試合において、日本代表DF冨安健洋が負傷交代した。
太もも付近を痛めたとみられており、2週間後に開幕するカタールW杯出場に黄色信号がともった。
中山雄太に続き冨安までも・・・満身創痍な日本代表
日本代表メンバーは、カタールW杯が始まる前から満身創痍の状態だ。
シーズン途中でのW杯という超異例の大会となったカタールW杯では、各国の主力選手が怪我で出場が危ぶまれる事態となっている。
とりわけ日本代表は、その割合が非常に大きい国の1つとなってしまっている。
板倉滉や浅野拓磨は9月という早い段階で膝の靭帯を痛め長期離脱し、メンバーには選ばれているもののW杯を万全のコンディションで迎えられるかは微妙な状況だ。
・久保建英が肩の脱臼
・田中碧が膝の関節包損傷
・守田英正がふくらはぎ負傷
・中山雄太がアキレス腱負傷
・冨安健洋が太もも負傷
・鎌田大地が体調不良
このように、満身創痍の状態なのだ。
吉田麻也、長友佑都、酒井宏樹のオジサン軍団がフル稼働の予感!
攻撃陣にも負傷者が出ているが、特にピンチなのがDF陣だ。
守りの中心として考えられていた冨安が負傷離脱することになれば、34歳の吉田麻也がフル稼働する可能性が極めて高くなる。
また、中山雄太が離脱となったことで、36歳の長友佑都もフル稼働となる。
右サイドバックは32歳の酒井宏樹が務める可能性が高いことから、最終ラインの平均年齢は異常な高さとなる。
3連戦をオジサン軍団がハイパフォーマンスで乗り切れるわけがなく、伊藤洋輝や谷口彰悟の出番がかなり増えそうだ。
このピンチを乗り切るためには、やはり冨安と並ぶワールドクラスのDFへと成長した板倉滉に期待するしかないだろう。
すでに板倉はピッチの上でボールを蹴れている状態であるため、残り2週間でコンディションを少しずつ上げていけば、ドイツ戦とスペイン戦の2試合であればプレーできるかもしれない。(3連戦はさすがにリスキーすぎる)
日本代表がこのピンチをどう乗り越えていくのか、注目しよう。
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