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W杯まで怪我なしは不可能?各国リーグ地獄の過密日程で鎌田、久保、堂安に不安

写真:久保建英 (Masashi Hara/Getty Images),堂安律(Etsuo Hara/Getty Images),鎌田大地(Photo by Masashi Hara/Getty Images)

9月27日、サッカー日本代表はドイツのデュッセルドルフでエクアドル代表と国際親善試合を行い、0-0で引き分けた。

この試合がW杯に向けたメンバー選考前最後の試合となり、各選手は一度所属チームへ戻り各国のリーグ戦等を戦うことになる。

今回のW杯は超異例の「冬のW杯」

通常W杯は、欧州各国のリーグ戦が終了した後の6月~7月に行われる。

しかし、今回W杯が行われるカタールでは、6月~7月はスポーツをするには危険な気温である可能性が高いため、FIFAが「冬のW杯」への変更を決めたのだ。

それゆえに、欧州各国のリーグ戦の途中でW杯を挟むことになる。

「冬」という違い以外にも、シーズン終わりからじっくりと事前合宿などを行ういつものW杯と比べて、「準備期間が少ない」といった点も大きな違いであると言えるだろう。

CLやEL参加クラブにとっては地獄の過密日程が始まる

日本代表組で言えば、フランクフルトの鎌田やフライブルクの堂安、アーセナル冨安、レアル・ソシエダ久保、セルティックの前田 古橋 旗手、モナコの南野、ウニオン・ベルリンの原口などがCLやELに参加するクラブに所属している。

これらの選手たちは、10月~11月中旬までの約40日間で12試合~14試合をこなさなければならいないのだ。

1週間に1試合が基本であるサッカーにおいて、この試合数はまさに「異常」であり、「地獄の過密日程」と呼んでもいいほどだ。

冨安は14試合、鎌田や堂安は13試合、久保は12試合、前田 古橋 旗手も12試合となっており、これらの選手は特に怪我や疲労の蓄積が懸念される。

CLやELに参加しないクラブに所属する三苫や遠藤、伊東、吉田も、約40日間で9試合をこなすため、リスクは高めであるのは間違いないだろう。

Jリーグ勢に関しては、残りが5試合ということで、コンディション不良や怪我のリスクは低い。

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