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【武岡優斗】古巣への恩返しと二度目の『ただいま』~川崎フロンターレとメディカルパートナー契約を締結して~
偶然始まったスポーツチームのサポート
セルソースでは僕が入社した2021年頃から、自分の入社とは関係なく、スポーツチームへのメディカルサポートが増えていきました。そして、そのサポート先の多くがまさかのサッカーチーム。
サッカー界から離れると決めたのに、すぐに戻ってきた。想定外の関わり方に驚きを隠せず、「結局サッカーからは離れられへんのか」と思ったのと同時に、「こんな形の恩返しの仕方があるんか」と思いました。
入社以来、自分もスポーツ連携推進チームの一員として動き、古巣であるサガン鳥栖や、現役時代に鎬を削っていた各クラブへのサポートが決まっていきました(2022年末時点で17チーム)。セルソースのサービスを通じて、一人でも選手の怪我が良くなったり、痛みが軽減して欲しいと思いながら活動しています。
そして、サポートするクラブが続々と増えていく中で「早く川崎フロンターレをサポート出来ないかな?」という思いが強くなりました。
僕にとってのフロンターレ
川崎フロンターレは自分にとってたくさんの事を経験させてくれたクラブです。
それは、嬉しい事、楽しい事だけでなくその反対もすべて。当然、沢山悔しい思いや悲しい思いもしました。
試合に出られない日々から、自分のサッカー人生を覆すほどのプレースタイル変更。人生初の代表リスト入り。ここから!というところでの膝の怪我。痛みを押してピッチに立つことを選択し、その後膝が悪化しオペ。復帰したと思った矢先の怪我の再発。歓喜の初優勝。常勝軍団への一歩目の連覇。。。
と本当に濃密でスペシャルな5年間。もしフロンターレファミリーが読んでくれていたら、きっとここだけで泣いてくれると思います(笑)。
チームを離れてからも、フロンターレの試合は殆ど観ていたし、引退した今でもそれは変わらず。自分の心の中心に、常にフロンターレがあります。
古巣への恩返し、そして二度目の『ただいま』
今回、川崎フロンターレとセルソースがメディカルパートナー契約を締結しました。自分発信で、そして0から100まで自分が関わりました。
正直、「何らかの形でフロンターレに関わる」という、チームを離れる時に決めたことが、こんなにも早く実現したことに驚いています。そして、この契約実現を後押ししてくれたフロンターレ、セルソースの関係者の皆様には心から感謝しています。
現役時代、自分は本当に怪我や痛みに苦しめられました。今、在籍している選手たちの選手人生、そして人生そのものが良くなる手助けを、今度はピッチの外から出来たらと思います。
自分なりの古巣への恩返し。
みんな、『ただいま』。
記事提供:セルソース株式会社
https://note.cellsource.co.jp/n/nd76fd554b81a
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