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サッカー,アレクサンデル・セルロート

久保建英とのコンビで得点量産中のセルロート、レアルソシエダが買取模索で来季もコンビ継続か

アレクサンダー・セルロート(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
スペインメディア『ムンド・デポルティボ』は、今季レアル・ソシエダにレンタル移籍中のノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートの買取りを、ソシエダが希望していると伝えた。

日本代表MF久保建英と前線でコンビを組むことの多い選手なだけに、ソシエダが買取りを実行すれば、来季も久保がプレーしやすい環境が続くことになる。

得点ランキング4位タイに上昇中のセルロート

セルロートは、ライプツィヒに所属しているが、昨季もレンタルでレアル・ソシエダでプレーしている。

しかし、33試合に出場したものの、4得点のみとそれほど大きなインパクトを残すことができなかった。

今季もレンタルでプレーしているのは、開幕直後にソシエダのエースストライカーであるイサクがニューカッスルに移籍したからだ。

その後アルメリアからサディクを完全移籍で獲得したことにより、セルロートは控え選手としてシーズンを過ごす可能性が高かったのだが、サディクが試合で大怪我を負ったことで大きなチャンスを手にした。

スタメンとして出場してからの活躍はサポーターが知っている通り。

ラ・リーガでは9得点を挙げており、EL(ヨーロッパリーグ)で2得点、コパ・デル・レイで2得点と大爆発している。

このペースでいけば公式戦で20ゴール以上も夢ではないだろう。

ソシエダには、久保建英を筆頭に、ブライス・メンデスやダビド・シルバ、ミケル・メリーノ、オヤルサバルといったハードワークをこなしながらもチャンスを多く作り出すことのできる選手が揃っていることから、得点数を伸ばすことはそれほど難しいミッションではないだろう。

セルロートを買い取れば、ソシエダは最高の状態で来季を戦える

レアル・ソシエダがセルロートをライプツィヒから買取るためには、30億円以上が必要となる可能性が高い。

メガクラブではないソシエダにとってはかなり痛い金額となるが、今季のラ・リーガで4位以内を確保できれば来季のCL(チャンピオンズリーグ)に出場できるため、経済的にも問題ないだろう。

何よりも、チームメートと抜群の連携で得点を量産してくれるセルロートが来季もソシエダでプレーしてくれれば、戦力的にもプラスとなるだろう。

エースのオヤルサバルも復帰しており、大怪我を負い長期離脱中のサディクも近々復帰すると言われている。

エースクラスのFWが3枚揃えば、CLでも決勝トーナメント進出を目指せるはずだ。

久保建英も、3トップの右や2トップの一角、トップ下、右MFなど様々なポジションをこなせるため、FWの層が厚くなっても一定以上の出場機会が確保できるだろう。

もしかしたら来季は、欧州にレアル・ソシエダ旋風が巻き起こる可能性があるかもしれない。

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