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ブラジル1位、ドイツ11位、日本の順位は サッカー男子最新の世界ランキングを解説(2022年8月25日FIFA発表)
カタールワールドカップ開催中の2022年現在、男子サッカーの世界ランキングがどのようになっているのか気になっている人も多いはずです。
そこでこの記事では、そんな「2022年8月最新のサッカー男子世界ランキング」について解説していきたいと思います。
世界ランキングの内容
FIFA(国際サッカー連盟)が発表している世界ランキングは、ポイント制になっていて、詳しくその算出方法が決まっています。
試合の重要性によってそのポイントに違いがあります。
例えば国際Aマッチデーの新全試合であれば10ポイント、FIFAワールドカップ予選などは25ポイント、ワールドカップ本大会準々決勝以前の試合は50ポイント、準々決勝以降は60ポイントのような内容です。
このポイントに、「試合結果」や「試合の期待結果」などが反映し、最終的なポイントが決定します。
基本的には毎月FIFAより順位が発表されています。
2022年8月25日発表 最新のサッカー男子世界ランキング
それでは、ここからは2022年8月最新のサッカー男子世界ランキングを挙げていきましょう。
1位「ブラジル」1837.56
写真:ネイマール(Aurelien Meunier – PSG)
パリサンジェルマンに所属するネイマール選手やレアルマドリードのヴィニシウス選手、ロドリゴ選手、ミリトン選手、マンチェスターユナイテッドのカゼミーロ選手など、スターが揃うブラジルが1位となっています。
サッカー王国に恥じない強さを誇り、各ポジションにワールドクラスの選手を抱えています。
カタールワールドカップでは、2002年日韓ワールドカップ以来の優勝を狙っています。
2位「ベルギー」1821.92
「赤い悪魔」の異名を持つベルギー代表が2位となっています。
マンチャエスターシティのデ・ブライネ選手やチェルシーのルカク選手、レアルマドリードのアザール選手、クルトワ選手など、ベルギーにもワールドクラスの選手が数多く存在します。
2018年ロシアワールドカップでは3位に入りましたが、まだワールドカップや欧州選手権といった大きな大会での優勝がないので、カタールワールドカップにかける想いはかなり強いと言えるでしょう。
3位「アルゼンチン」1770.65
リオネル・メッシ(Photo by Jean Catuffe)
リオネル・メッシ選手率いるアルゼンチン代表が3位となっています。
メッシ選手以外にも、ユベントスのディ・マリア選手、ASローマのディバラ選手などのスターが揃っています。
あらゆるチームタイトル、個人タイトルを総なめにしてきたメッシ選手ですが、ワールドカップのトロフィーだけはまだ手にしていません。
35歳という年齢を考えると、カタールワールドカップが最後のチャレンジになるはずです。
4位「フランス」1764.85
若くして世界でも5本に指に入るプレイヤーへと成長したキリアン・エムバペ選手を筆頭に、チェルシーのカンテ選手、レアルマドリードのチュアメニ選手、ベンゼマ選手など数多くのスターが揃っています。
全開の2018年ロシアワールドカップで優勝をしているので、カタールワールドカップでは「連覇」にチャレンジすることとなります。
5位「イングランド」1737.46
サッカーの母校イングランドが5位となっています。
マンチェスターシティのスターリング選手やトッテナムのケイン選手、ウォーカー選手、アーセナルのホワイト選手など、実力者が揃っています。
ワールドカップの優勝となると、母国で開催された1966年までさかのぼらなければなりません。
56年ぶりにサッカーの母国にワールドカップを持ち換えることができるか注目です。
6位~20位
6位「スペイン」1716.93
7位「イタリア」1713.86
8位「オランダ」1679.41
9位「ポルトガル」1678.65
10位「デンマーク」1665.47
11位「ドイツ」1658.96
12位「メキシコ」1649.57
13位「ウルグアイ」1640.95
14位「アメリカ」1635.01
15位「クロアチア」1632.15
16位「スイス」1621.43
17位「コロンビア」1604.07
18位「セネガル」1584.59
19位「ウェールズ」1582.13
20位「スウェーデン」1563.44
24位「日本代表」1554.69
写真:久保建英(Photo by NurPhoto/ Getty Images)
日本代表は、24位となっており、まだまだ世界のトップとは離されています。
しかし、ランスの伊東純也選手、レアルソシエダの久保建英選手、ブライトンの三苫薫選手、アーセナル冨安健洋選手など、かなりレベルの高い選手が揃っています。
ワールドクラスのFWがいない点が不安要素ではありますが、カタールワールドカップで初のベスト8以上を達成する確率もゼロではないでしょう。
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