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2024年のパリ五輪世代が黄金世代になる予感、各ポジションにスター候補が多数

写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
カタールW杯で活躍した多くの選手が25歳以下であったことで、2026年北中米W杯への期待が高まっている。

冨安や三笘、板倉、堂安らの世代は、確実に次のW杯の主力となっていることだろう。

しかし、新たな黄金世代が日本サッカー界に誕生する可能性がある。

それが、久保建英を筆頭とした「パリ五輪世代」だ。

パリ五輪は2024年だが、すでに多くのスター候補が存在する

パリ五輪では、東京オリンピックの4位を上回る「メダル」という結果を勝ち取る可能性がとても高いと言える。

なぜならば、それを実現できるだけの「才能」を持った選手が数多く存在するからだ。

筆頭はやはり久保建英だろう。

東京オリンピックでは堂安と共に攻撃の中心として活躍し、日本代表としてもカタールW杯で経験を積んだ。

クラブレベルでは、多くの日本人選手が通用しなかったラ・リーガですでに100試合以上出場しており、リーグで3位となっている強豪レアル・ソシエダで主力としてプレーしている。

実力はもちろん、実績ではこの世代において頭2つほど抜きんでていると言える。

しかし、彼に次ぐ逸材(もしかしたら久保を追い越すような逸材)も数多く存在する。

松木玖生(FC東京)

U-19日本代表の中心選手である松木玖生は、確実にパリ五輪の代表に入ってくる逸材だ。

すでにFC東京でも高卒1年目ながら絶対的なレギュラーとしてプレーしており、現在は肉体改造に着手している。

海外の選手にも当たり負けしない強さを身に付けることができれば、パリ五輪を前に海外移籍する可能性もあるだろう。

スター性も抜群だ。

中井卓大(レアル・マドリード、カスティージャ)

幼少期から期待されてきた少年は、メガクラブのレアル・マドリードのトップチームの練習に度々参加するまでに成長している。

2022年11月に行われたU-19日本代表の欧州遠征にも参加しており、松木とダブルボランチを組んでいた。

スター性は松木よりも更に上で、久保と並ぶ人気選手となり得るだろう。

今後トップチームのベンチ入りやレンタル移籍でラ・リーガの試合に出場をしていけば、確実にパリ五輪に出場するはずだ。

藤田譲瑠チマ、小久保玲央ブライアン、西尾隆矢、チェイス・アンリ、福田師王

藤田譲瑠チマは、完全ではないものの、横浜F・マリノスで直実に実績を積んでいる。

小柄ながらパワフルな守備ができ、フランスのカンテの様なプレーが期待できる。

小久保玲央ブライアンは、GKとしてすでに欧州でプレーしており、ベンフィカにおいてトップチームのベンチ入りも経験している。

今後レンタル移籍などで欧州での試合出場を積み上げていけば、絶対的な守護神になる可能性を秘めている。

チェイス・アンリも、すでに欧州に足を踏み入れており、シュツットガルトでの出場を目指している。

サイズや身体能力は素晴らしいものを持っているため、今後安定性を身に付ければ、パリ五輪の最終ラインを任せられるだろう。

西尾隆矢は、この世代のCBで最も実績を残している選手だろう。

すでにセレッソ大阪でレギュラーを獲得しており、パリ五輪のレギュラー候補筆頭であると言える。

ボルシアMGへの移籍が決定している高校生の福田師王も、短期間で五輪代表のスタメンを奪うだけのポテンシャルを持っている。

スター性もあり、得点の取れるFWとして成長が期待される。

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