レアル中井卓大、U-19日本代表に初招集!いよいよ表舞台に立ちその実力披露へ
写真:中井卓大(Koji Watanabe/Getty Images)
11月2日、日本サッカー協会はU-19日本代表メンバーを発表した。
Jリーグでも活躍するFC東京の松木玖生やバイエルンへの移籍が決定しているサガン鳥栖の福井太智など22人が選ばれた。
レアル・マドリードのカスティージャに所属する中井卓大も初招集となった。
いよいよ日本期待の若手が表舞台に立つ
中井卓大は、10月24日に19歳になったばかりのプロのトップチームでプレーしたことがないMFだ。
しかし、その知名度は同世代では圧倒的で、インスタグラムのフォロワーは15万人を超えている。
それもそのはず、9歳から海を渡り世界で最も成功しているクラブであるレアル・マドリードの下部組織に加入し、今夏トップチームの1つ下のカテゴリー(カスティージャ)まで辿り着いた男であるからだ。
中井がまだ少年だった当時、元レアル・マドリードのマルセロがその吸い付くようなボールタッチに驚いたほどだ。
プレーは非常にテクニカルで、身長も180㎝以上まで伸び、ボランチやセントラルMFでプレーしている。
顔もイケメンで、スター性も抜群だ。
先日はCL(チャンピオンズリーグ)第6節に向けたレアルのトップチームの練習にも中井は参加しており、モドリッチやトニクロースといった世界屈指の名手たちと共に練習している。
そんな日本期待の若手である中井が初めてU—19代表に選ばれたことで、いよいよ本格的に表舞台に立つことになる。
U-19代表は、11月13日からスペイン遠征を開始、U—19スロバキア代表やU—18スペイン代表、U-19フランス代表といった強豪との試合を予定している。
今回の遠征で爪痕を残せばU-20アジアカップやU-20W杯に参加の可能性も
今回招集されたU-19の選手たちは、来年3月に行われるU-20アジアカップの中心メンバーとなる。
その大会で結果を残せば、U-20W杯へと繋がっていく。
中井卓大は、レアル・マドリードのカスティージャやトップチームの練習参加をしながら、U-20W杯を目指すこととなる。
クラブレベルでも来年度はカスティージャで実力を示すかレンタル移籍をするといった変化が必要となる。
「これからの選手」から「欧州のクラブで活躍するプロサッカー選手」にならなければいけないのだ。
今回のU-19招集は、その足掛かりとなる遠征になることだろう。
今後もレアルと日本サッカーが期待する中井から目が離せない。
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