ブライトン三笘薫がクリスタルパレス戦終盤に左足首負傷、アジアカップ出場に暗雲
三笘薫(写真:ロイター/アフロ)
12月22日、プレミアリーグ第18節「クリスタルパレス対ブライトン」の一戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。
日本代表MF三笘薫は左WGでスタメン出場し何度かチャンスを作ったが、試合終盤に左足首を負傷し途中交代となった。
前半からクリスタルパレスのシンプルな攻撃に圧倒されるブライトン
今季なかなか調子が上がらないブライトンはこの試合の前半もスムーズに攻撃ができない。
対するクリスタルパレスはタレント力のある攻撃陣を活かしシンプルな攻撃でブライトンゴールに襲い掛かる。
前半アディショナルタイムにスコアが動く。
ブライトンのGKフェルブルッヘンがバックの処理を誤りピンチを迎える。
最後はクロスにジョルダン・アイェウがヘッドでブライトンのゴールネットを揺らしクリスタルパレスが先制した。
三笘だけでなくブライトン全体が上手く機能しておらず、ほとんどクリスタルパレスのゴール前に侵入できなかった。
後半に入るとブライトンが猛攻を仕掛ける
ブライトンは上手くいかなかった前半からアディングラとバレバを下げウェルベックとブオナノッテを投入。
この交代が功を奏し後半は圧倒的にブライトンペースに変わる。
54分、グロスのFKからダンクのヘディングシュートを放つがシュートは枠に飛ばず。
55分にはウェルベックのヒールパスからヒンシェルウッドが抜け出すもシュートはミートせず。
58分にはブオナノッテのパスを受けた三笘が中にステップしながらシュートを放ったが、これはGK正面。
65分、三笘のパスからグロスが抜け出し逆サイドのヒンシェルウッドにグラウンダーのクロスを送る。
しかし、走り込んだヒンシェルウッドのシュートは枠を捉えることはできず。
81分に三笘がグロスのクロスから三笘がボレーシュートを放つもGK正面。
三笘はこの1つ前のドリブルで左足首を負傷し、ヤクブ・モデルと交代した。
ねん挫であれば数週間の離脱で済むが、かなり痛がっていたため重症の可能性もある。
試合は82分、ついにブライトンが追いつく。
グロスのクロスからウェルベックが見事なヘディングシュートを決め、試合終盤に同点に追いつく。
結局試合はこのまま引き分けに終わり、両チーム勝ち点を1を分け合った。
プレミアリーグで波に乗れないブライトンも厳しい状況だが、負傷した三笘薫にとっても厳しい試合となった。
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