三笘薫が躍動、ブライトン勝利でEL出場権獲得に前進!敗れたアーセナルは優勝が絶望的に
写真:三笘薫(提供:REX/アフロ)
5月14日、プレミアリーグ第36節「アーセナル対ブライトン」の一戦が行われ、0-3でアウェーのブライトンが勝利した。
日本代表MF三笘薫はこの試合にいつもとは違う右MFで出場。
試合途中からはいつもの左サイドに移りプレーし、チームの勝利に貢献している。
敗れたアーセナルは、マンチェスター・シティとの勝ち点差が4に広がり、逆転優勝が絶望的となった。
三笘は右サイドで先発も途中から左サイドに移り好機を演出
左サイドのスペシャリストである三笘だが、このアーセナル戦はマーチの負傷もあり右サイドで先発出場。
三笘は前半5分にアーセナルのマルティネッリとの競り合いで頭を強打するなどひやりとした場面もあったが、大事には至らずプレーを続ける。
26分には元ブライトンのトロサールに激しいプレスをかけるなどまずまずのプレーを見せると、途中からはいつもの位置である左サイドへとポジションを変える。
その後は対面のベン・ホワイトを圧倒。
35分、左サイドでホワイトと1対1となるが、キレのあるドリブルでホワイトを抜き去りエリア内に侵入。
エリア内で待ち構えていたエンシソのシュートは枠を超えたが、ポジション変更後いきなりチャンスを演出する。
50分の先制ゴールも三笘が演出。
再びホワイトとの1対1となった三笘は、フェイントを掛け揺さぶりながらもオーバーラップしてきたエストゥピニャンへ抜群のタイミングでパスを出す。
この流れからエンシソのヘディングゴールが生まれた。
67分には、ボディフェイントでホワイトをかわし、スピードに乗ったドリブルでチャンスを作る。
得点やアシストはなかったものの、三笘は常にアーセナルの脅威となり続けた。
勝利したブライトンは暫定6位浮上、敗れたアーセナルは優勝が遠のく
ブライトンは、後半終了間際にウンダブ、エストゥピニャンが得点を重ね、見事3-0で勝利を飾った。
この勝利により、暫定ながら6位に順位を挙げ、来季のEL出場権獲得に向け大きく前進した。
敗れたアーセナルは、首位マンチェスター・シティとの勝ち点差が「4」となり、逆転優勝がかなり難しい状況となった。
クライマックスを迎えているプレミアリーグ終盤から今後も目が離せない。
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