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松山英樹の復帰戦は23位タイ 次週の全米プロに向け、課題と手応え「4日間できたのは大きい」

次週の「全米プロゴルフ選手権」へ調子を上げていきたい(撮影:GettyImages)

<AT&Tバイロン・ネルソン 最終日◇14日◇TPCクレイグランチ米テキサス州)◇7414ヤード・パー71>
 
4月の「マスターズ」出場後、昨年から悩まされている首痛の治療に専念してきた松山英樹。今大会でおよそ1カ月ぶりとなるツアー復帰を果たすと、最終日は5バーディ・ボギーなしの「66」で回って、トータル15アンダー・23位タイで終えた。

この日の松山はティショットに精彩を欠き、フェアウェイキープ率は50%。しかし、持ち前のショット力で18ホール中14回のパーオンを記録し、アプローチとパッティングも冴えてボギーフリーのラウンドとなった。
 
「アイアンに関してはだいぶ良いものが出てきそうな雰囲気がある。パッティングはおかしくなったのを今日の前半に上手く戻せたので良かったと思う。ティショットはなかなかスイング自体が上手くできない」と振り返る。16番では右へ、18番では「突拍子もなく」左に飛んだティショットに不安を残した。
 
次週はメジャー「全米プロゴルフ選手権」に臨む。今週は痛み止めを飲みながらのラウンドとなったが、「思ったよりも体がもったし、来週に向けて4日間できたのは大きい」と体調面では手応えを得た。さらに、技術面に関しては、「ティショットの(ブレ)幅が半分になれば、アイアンのミスも半分になってくるような感じはするので、何をしなければいけないかをしっかり考えてやっていきたい」と次戦を見据える。
 
「直すところ多過ぎて大変だけど、この状態でこの順位にいられるってことは大きいし、来週もう少し状態が上がって上位で戦えるようにしたいと思う」。課題と手応えを感じた今大会から、メジャーモードへ一気にシフトしていく。

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