日本代表三笘薫のアジアカップがついに始まる!バーレーン戦は後半途中出場が濃厚か
写真:三笘薫(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
1月31日、アジアカップラウンド16「バーレーン代表対日本代表」の一戦が行われる。
今大会、優勝候補筆頭でありながらもイラク代表に敗れグループ2位通過と波に乗り切れていない日本代表だが、頼れる男がピッチに戻ってきそうだ。
世界最高峰のプレミアリーグでも屈指のドリブラーとなった三笘薫だ。
バーレーン戦は完全アウェーでの試合
日本代表の決勝トーナメント初戦となるバーレーン戦は中東審判団が担当することになった。
主審と副審2人もクウェート人で、第4審判がイラク人、VARはUAEの審判が務める。
まさに「完全アウェー」での戦いとなるが、日本代表にグループステージのような油断や慢心はもはやない。
アジアナンバーワンのハイレベルな選手層を武器にバーレーン代表を倒しに行くことだろう。
試合序盤から会場はイラク戦のような雰囲気となるのは間違いないが、日本代表も一度経験しているだけに問題ないだろう。
ついに三笘薫のアジアカップが始まる
前日練習では、冒頭15分のみの公開となったが、三笘薫はウォーミングアップやロンド(鳥かご)を軽快にこなしており、バーレーン戦でのベンチ入りの可能性はかなり高そうだ。
足首の怪我の影響からグループステージはベンチ外が続いた。
チームの調子の上がらないグループステージ3戦は歯がゆさもあったはずだ。
しかし、ついに自身もプレーできる状況となり、ベンチ入りし短い時間ながらプレーできる状態となっているとみて間違いないだろう。
バーレーン戦に勝利すると、同じく優勝候補に挙げられているイラン代表と対戦する可能性が高いだけに、バーレーン戦で10分~15分程度でも出場しておくことはとても重要だといえる。
可能であれば2点差以上ついた勝利濃厚なシチュエーションで三笘の試運転をしたいところだ。
アジアカップは非常に激しいプレーも多いが、三笘薫が普段プレーしているのは「世界で最も激しい」とされるプレミアリーグだ。
カイル・ウォーカーやキーラン・トリッピアー、アーロン・ワン=ビサカら世界屈指のSBとしのぎを削っている三笘ならば、バーレーンやイラン相手に多くのチャンスを作ってくれることだろう。
果たして三笘は日本代表の救世主となることができるのか、その切れ味鋭いドリブルに注目しよう。
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