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あるぞA代表選出、松木玖生の2ゴールでU20アジアカップのグループステージ首位通過

写真: 松木玖生(森田直樹/アフロスポーツ)
3月9日、U-20アジアカップグループDの第3節「サウジアラビア対日本」の一戦が行われ、2-1で日本代表が勝利した。

キャプテンを務める松木玖生が2ゴールと大活躍し、チームを3連勝のグループ首位通過に導いた。

A代表入りも期待される逸材が、この大会で確かな存在感を見せている。

松木は中盤の選手ながら積極的にエリア内に顔を出しシュートを放つ

ポジション的にはボランチの選手なだけに、得点力自体はそれほど高くない松木玖生だが、このサウジアラビア戦では積極的にエリア内に顔を出した。

得点が動いたのは前半15分。

北野颯太からエリア内の安部大晴にパスが入ると、安部は左にいる松木にパスをする。

左足でトラップしそのまま左足でシュートを打つ雰囲気を出しながらも、次の瞬間鋭い切り返しでマークを剥がし、利き足ではない右でゴールネットを揺らした。

74分にサウジアラビアがCKから得点を奪い意地を見せるも、またもや松木が魅せる。

78分、山根陸からの素晴らしいCKをニアサイドで松木が上手く合わせ、追加点を奪った。

追いつかれ嫌なムードが漂っていただけに、非常に大きな1点だったと言えるだろう。

その後サウジアラビアも必死にゴールを目指すも、日本がしっかりと防ぎ切り2-1で日本代表が勝利となった。

松木の大活躍でグループDを首位通過したU-20日本代表は、決勝トーナメント1回戦でヨルダンと対戦する。

U-20アジアカップの活躍でA代表入りも見えてきた松木

松木玖生は、高校生の頃から「将来のA代表候補」として注目を集めてきた。

高卒でありながらプロ1年目でFC東京のスタメンを奪い1年間多くの試合に出場した。

そして2年目の今季は、背番号を7番に変更し、名実ともにチームの主力となった。

現在参加しているU-20アジアカップで決勝に残った場合、3月18日まで代表活動を行うことになるため、FC東京の多くの試合を欠場することとなる。

さらに、もしもそのまま新生日本代表が行う3月24日のウルグアイ戦、28日のコロンビア戦に招集されるようなことになれば、さらに欠場が長引いてしまう。

しかし、A代表に初選出されるようなことになれば、さらに松木玖生は注目される存在となるはずだ。

Jリーグの試合に出場したい気持ちもあるだろうが、3月は割切って代表活動に集中すべきだと言えるだろう。

はたして松木はU-20日本代表をワールドユースに導けるのか。

そしてA代表へ招集されるのか。

今後の松木玖生にも期待しよう。

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