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久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

久保建英奮闘もソシエダはセルタに敗戦で直近6試合2分4敗!問題点多すぎで解決の糸口を掴めず

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
5月14日、ラ・リーガ第36節「レアル・ソシエダ対セルタ」の一戦が行われ、0-1でセルタが勝利した。

ソシエダは直近6試合で2分4敗と大きく負け越しており、順位も暫定12位まで下げている。

日本代表MF久保建英は右WGで先発し孤軍奮闘のプレーを続けたが、チームを勝利に導くことはできなかった。

レアル・ソシエダが中位以下に沈む要因は多い

暫定12位と中位に沈むソシエダだが、順位を上げられない要因は数多く存在する。

オフサイドラインの見極めができないオヤルサバルはCFとしては不十分で、ビルドアップのできないDFラインは確実にソシエダのウィークポイントとなっている。

選手間の距離が遠くテンポの良いパスワークはほとんどない。

右サイドに張る久保にボールを預け、「あとはなんとかしてくれ」といった攻撃では、ラ・リーガで得点を重ねるのは難しい。

中盤から前の選手たちが必死に心を奮い立たせ前線からのプレス強度を強めても、DFラインが連動してプレスにいけていないため、ボールを回収できず体力のみが消耗してしまう。

イマノル・アルグアシル監督は、久保を中盤に起用したり2トップシステムを導入したりといった工夫もしない。

極めつけはセットプレーで競り勝てる選手がいないことだ。

ル・ノルマンやミケル・メリーノがソシエダに残ってくれていれば、セットプレーでの得点はもっと多くなっていたことだろう。

要するに、ソシエダが12位にいるのは不運などではなく、「必然」であるということだ。

スビメンディのアーセナル移籍が決まれば久保は窮地に陥ることになる

この試合の敗戦で暫定12位となったソシエダは、イマノル・アルグアシル監督がすでに退任を発表しており、確実に時代の終焉を迎えている。

そして下部組織出身者でチームの心臓であるスビメンディがアーセナルと個人合意したと移籍市場に精通したジャーナリストのロマーノ氏が報じている。

この移籍が決まればソシエダは来季も中位以下となる確率が高まるだろう。

久保自身にも移籍の噂は絶えないが、もしもソシエダに残留となれば窮地に陥ることになる。

多くのファンはラ・リーガやプレミアリーグといったトップリーグのビッグクラブへの移籍を望んでいるが、果たして久保はどのような決断をするのか。

今後の動向に注目だ。

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