久保建英が技あり股抜きシュートで今季リーグ戦7点目、レアル・ソシエダの勝利に貢献
写真:久保建英(提供:ムツ・カワモリ/アフロ)
4月28日、ラ・リーガ第32節「オサスナ対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、2-0でレアル・ソシエダが勝利した。
日本代表MF久保建英は、試合終了間際に相手DFの股を通すシュートで貴重な追加点を奪った。
このゴールで久保は今季のリーグ戦の得点を「7」に伸ばした。
来季のCL出場権獲得を目指すソシエダにとって非常に大きな勝ち点3となった。
ソシエダは大幅なローテーションでオサスナ戦に臨んだ
前節から中2日ということもあり、レアル・ソシエダのアルグアシル監督は大幅なローテーションを採用した。
久保やブライス・メンデス、オヤルサバル、セルロートを先発から外し、アリ・チョやカルロス・フェルナンデス、バレネチェアなどが先発に起用した。
前半6分にGKセルヒオ・エレラのオウンゴールで早速先制したソシエダだったが、その後はなかなか追加点を奪えない。
逆にオサスナに押される場面も目立った。
それでもミケル・メリーノやアリ・チョなどがシュートを放つなど、追加点を奪う機会を虎視眈々と狙う。
アルグアシル監督は後半開始とともにオヤルサバルを投入、63分には久保とセルロートのコンビをピッチに送り込んだ。
67分にオヤルサバル、71分にセルロートが決定的なチャンスでシュートを放つが、いずれも決めきれず嫌な展開が続く。
久保建英が貴重な追加点を奪う
嫌な流れを変えたのは久保の左足だった。
89分、エリア内右でミケル・メリーノのパスを受けると、相手DFの股の間を抜くシュートを放ちゴールを奪った。
左にボールをわずかに持ち出し、相手DFの足を開かせてから股の間を通すというテクニカルなシュートだった。
82分にも同じ位置でシュートを放っていたため、良い感触でシュートを打てたのだろう。
88分にも抜け出した久保は相手DFのマークを受けながらもエリア内まで侵入し左足でシュートを放っていた。
ゴール後にはアルグアシル監督が久保を強く抱きしめ喜びを爆発させた。
ソシエダにとっていかに貴重な勝ち点だったかがわかるシーンであると言えるだろう。
久保のゴールがダメ押しとなり、試合はこのまま2-0でソシエダの勝利に終わった。
来季のCL出場権獲得に向けて貴重な勝ち点3をもぎ取ったソシエダ。
次節は中3日でホームにレアル・マドリードを迎える。
Follow @ssn_supersports