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コロンビア戦で新生日本代表デビュー濃厚の久保建英、「もう1人の主役」がチームを変える

写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
3月25日、新型コロナウイルスの検査で陰性が確認できていなかった久保建英が無事、日本代表に合流した。

早速トレーニングにも参加し、コンディションの良さをアピール。

3月28日に行われるコロンビア戦では、トップ下での出場が予想されている。

思わぬアクシデントで新生日本代表への合流が遅れた久保建英

本来であれば、3月24日に行われた新生日本代表の船出となるウルグアイ戦でプレーするはずだった久保。

三笘薫と共に「もう1人の主役」として躍動するはずだったが、新型コロナウイルスの陰性が確認できず出場できなかった。

そんなウルグアイ戦は、6万人を超える大観衆が国立競技場に詰めかけたが、多くの課題が浮き彫りとなった試合内容であった。

「トップ下に久保がいたら」

そんなことを思ったファンも多いはずだ。

ウルグアイ戦から一夜明けた25日、ようやく久保がトレーニングに合流した。

「体調はまったく問題ない」と言っていることからも、間違いなくコロンビア戦ではスタメンとして出場することになるだろう。

サイドを活かすための中央突破でチームを変える

久保建英は攻撃的なポジションであればどこでもプレー可能で、実際にレアル・ソシエダではFWや両サイドのMF、トップ下など様々なポジションでプレーしている。

しかし、本人も自覚している通り、最も合っているのはトップ下のポジションだ。

ドリブルでマークを剥がしながらバイタルエリアに侵入したり、DFとボランチの間でボールを受けてチャンスを演出したりと、そのプレーの幅は非常に広い。

中央突破と見せかけてサイドに散らすことも可能だ。

ウルグアイ戦では、両サイドからの攻撃は目立ったが、中央突破はそれほど多くなかった。

日本代表を相手にする国からすると、「左サイドの三笘、右サイドの伊東のドリブルさえ気を付ければそれほど怖くない」と感じるはずだ。

それゆえに、久保が中央で存在感を強めることで、一気に攻撃がスムーズになる可能性がある。

両サイドと中央で単独での突破もでき、「中→外→中」、「外→中→外」といった連動も可能となるだろう。

はたして久保はこの試合で違いを見せつけ、トップ下のポジションを鎌田から奪うことができるのか。

注目のコロンビア戦は、3月28日19時20分キックオフ予定だ。

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