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雨中の“ツアー前哨戦”で伸ばせずも 石川遼「いいモチベーションで開幕にいける」

雨の最終ラウンドを「72」で終えた石川遼。開幕に向けての手応えは?(撮影:ALBA)

<岐阜オープンクラシック2023 最終日◇26日◇各務原カントリー倶楽部(岐阜県)◇6917ヤード・パー72>

国内男子ツアー開幕直前に行われた2日間のツアー外競技「岐阜オープンクラシック」に出場した石川遼。初日は首位と3打差の5アンダー・3位タイで滑り出したが、この日は朝から雨の難コンディションの中、2バーディ・2ボギーの「72」。トータル5アンダー・13位タイで競技を終えた。

雨にもかかわらず、多くのギャラリーを引き連れた石川組。「難しいコンディションになればチャンスはあるかなと思っていたけど、自分のミスが多かったので仕方ないですね」。2番パー4で3パットのボギーが先にくる展開。チャンスにつけるもパットを決められず、流れを変えられずに終わってしまった。

ツアー競技でなくとも“試合”であれば「プライベートラウンドより一段上の緊張感がある。どういう結果になっても収穫はあると思っていた」と、昨年12月の「ゴルフ日本シリーズJT杯」以来の実戦。キャディバッグの14本のうち13本は新しくなり、オフに練習してきたことも試せる。また雨の中で実践できることも大きい。そして、多くのギャラリーの前でプレーすることで、よりツアーに近い感覚を得られる。

「2日競技としては勝てないゴルフでしたが、4日間競技として考えた場合、残り2日間あったとしたら弾みがつく内容ではあった。すごくいいモチベーションで開幕にいける」。好感触を得て来週の開幕戦に向かう。

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