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韓国代表イ・ガンインがPSG移籍決定!ステップアップ移籍でライバル久保建英と共にアジアのアイコンに

写真:イ・ガンイン(ロイター/アフロ)
7月8日、パリ・サンジェルマンが韓国代表MFイ・ガンインの獲得を発表した。

5年契約で移籍金は2200万ユーロ(約33億円)となっている。

リーグ・アンの王者クラブへの移籍で、一気に久保建英と並ぶアジアのアイコン的選手となった。

着実にステップアップしていくイ・ガンイン

FIFAランキングでは日本代表に後れを取っている韓国代表だが、イ・ガンインのパリ・サンジェルマンへの移籍で決して名前負けしない状況となった。

元々、ソン・フンミンというアジアンナンバーワン選手がいるわけだが、ナポリのセリエA制覇に大きく貢献しバイエルンへの移籍間近なキム・ミンジェとパリ・サンジェルマンに移籍したイ・ガンインがいるため、タレント力は日本代表に引けを取らない。

特に日本代表MF久保建英とは、年齢も近く、利き足も同じで幼少期よりスペインの下部組織でプレーししている(マジョルカで共闘したこともあり)ということから、親友でありライバルという立場となっている。

久保がレアル・ソシエダでブレイクしたことから、一歩先を行かれた感があったが、パリ・サンジェルマンへ移籍しスタメンを確保できれば、今度は久保が追いかける番となる。

非常にテクニカルで、パワフルなドリブルも可能だ。

サイドチェンジや細かいパスなどで攻撃を組み立てたり、強烈なミドルシュートも持っている。

タレント揃いのパリ・サンジェルマンでもスタメンを奪うだけの力があると言えるだろう。

瞬間的なスピードや守備能力にはやや物足りなさはあるものの、攻撃力はアジア人としてはトップクラスで、今後10年間久保建英と共にアジアのアイコン的な存在となっていくだろう。

CLでイ・ガンインと久保が対決する可能性も

パリ・サンジェルマンは、リーグ・アン覇者であるため、2023-2024シーズンのCL(チャンピオンズリーグ)でポッド1に入る。

そして、久保が所属するレアル・ソシエダは、ポッド3もしくはポッド4に入ることが濃厚であるため、同組に入り「パリ・サンジェルマン対レアル・ソシエダ」といった試合が行われる可能性もあるわけだ。

戦力で言えば、パリ・サンジェルマンの方が上だが、メッシはすでに移籍しており、エムバペやネイマールも他クラブへ移籍する可能性があることから、戦力的な差はそこまでなくなるだろう。

次世代のアジアのアイコンとなるイ・ガンインと久保がCLで真っ向勝負となれば、間違いなく両国で盛り上がりを見せるはずだ。

もしもグループステージで同組に入らなかったとしても、両クラブがグループステージを突破すれば決勝トーナメントで対戦する可能性もある。

ソン・フンミンや三笘薫というプレミアで活躍するアジアのアイコンはすでに存在するが、イ・ガンインと久保もその立ち位置まで上り詰めるポテンシャルと人気を持っている。

果たしてイ・ガンインはパリ・サンジェルマンでスタメンを奪い取ることができるのか、その活躍に期待しよう。

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