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ハリー・ケイン&キム・ミンジェ獲得間近のバイエルン、ブンデス11連覇&CL制覇を狙う

写真:ハリー・ケイン(ロイター/アフロ)
7月9日、ブンデス王者バイエルン・ミュンヘンがトッテナムに2度目となるハリー・ケイン獲得オファーを出したとドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。

提示した金額は8000万ユーロ(約124億円)で、1回目のオファーである7000万ユーロ(約98億円)から大幅にUPしている。

バイエルンはセリエA王者のナポリから韓国代表DFキム・ミンジェを獲得する可能性も高く、ブンデス11連覇&CL制覇を狙える戦力を揃えることに成功しそうだ。

昨季は最終節で逆転優勝を果たしたバイエルンだが、新シーズンに向けた補強は必須

5年連続ブンデスリーガ得点王のレヴァンドフスキがバルセロナに移籍した影響により戦力が落ちたバイエルンは、ドルトムントにブンデス優勝を奪われるところだった。

最終節に期待の若手選手であるムシアラが劇的なゴールを決め、逆転優勝を果たしたが、CFやDFラインの補強が必要なのは明らかだった。

この劇的な逆転優勝でブンデスリーガ10連覇を果たしたバイエルンだが、まだまだその記録を伸ばす気持ちは強いようだ。

セリエA王者のナポリから韓国代表DFキム・ミンジェ、そしてトッテナムからイングランド代表のエースであるハリー・ケインを獲得しようとしているのだ。

キム・ミンジェは5000万ユーロ(約78億円)、ハリー・ケインは8000万ユーロ(約124億円)の移籍金になることが予想されていることからも、バイエルンが本気の補強を進めているのは明らかだ。

最大のライバルであるドルトムントが、イングランド代表MFベリンガムをレアルに移籍させたため、ハリー・ケインとキム・ミンジェを獲得できればブンデス11連覇も濃厚だと言えるだろう。

バイエルンは、3年連続CLでベスト8となっていることから、本気で2019-202シーズン以来となるCL優勝を狙っている。

リヴァプールから獲得したサディオ・マネが期待されていたほど活躍せず、放出する可能性もあるが、ハリー・ケインが加入すれば戦力はUPと考えられるだろう。

その他のポジションでも今夏獲得する可能性があるが、ハリー・ケインとキム・ミンジェのみであってもCL優勝を目指せるチームになったと判断できる。

トレブルを達成し勢いに乗るマンチェスター・シティやベリンガムの獲得とエムバペを獲得する可能性のある王者レアル・マドリードの2クラブがCL優勝候補筆頭となりそうだが、バイエルンもCLベスト4以上の戦力となるため、十分に優勝の可能性があるはずだ。

果たしてハリー・ケインとキム・ミンジェはバイエルンに加入することになるのか、今夏の移籍市場から目が離せない。

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