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鎌田大地、今季14得点目はドイツ杯決勝へ導くスーパーゴール!遠藤、伊藤、長谷部らも出場

写真:鎌田大地(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
5月3日、ドイツ杯準決勝「シュツットガルト対フランクフルト」の一戦が行われ、3-2でフランクフルトが勝利した。

シュツットガルトの遠藤航、伊藤洋輝、フランクフルとの鎌田大地、長谷部誠の日本人選手4人が先発したこの試合で、鎌田大地は逆転弾を決めるなど大活躍をみせた。

移籍が確実視されている鎌田にとっては、ドイツ杯でフランクフルトを優勝に導き去りたいところだろう。

意地と意地がぶつかり合う激しい試合に

伝統あるドイツ杯の準決勝であるがゆえに、試合は非常に激しいものとなった。

激しい接触が多く、イエローカード10枚、レッドカード1枚が提示されるなど、肉弾戦が各ポジションで行われる。

遠藤航や伊藤洋輝、鎌田大地、長谷部誠も、抜群の集中力とモチベーションで存在感を発揮。

特に鎌田はその表情からも気合いが入っていることが伺えた。

先制点はシュツットガルト。

エリア内右でマイナスのボールを受けたティアゴ・トマスは足裏でボールをコントロールすると、ニアサイドに強烈なシュートを放つ。

このシュートが見事決まり1-0とした。

後半に入り、51分にフランクフルトが追いつく。

エリア内でコロ・ムアニが上手く落としたボールをエバン・ヌディカが左足でシュートを放ち、ゴールを決めた。

そして55分、フランクフルトの逆転弾は鎌田の右足から生まれる。

中盤の競り合いに勝ちマイボールとすると、そのままドリブルでバイタルエリアに侵入、

DFが寄せてきたところを上手く右に切り返し、ニアサイドに素晴らしいコントロールショット放った。

ボールはGKの手をはじきゴールに吸い込まれ、フランクフルトが逆転に成功した。

77分にはコロ・ムアニがPKを決め3-1とするが、シュツットガルトも意地を見せ、83分にエンゾ・ミロのゴールで3-2と1点差に詰め寄る。

しかし、85分にシュツットガルトのボルナ・ソサが退場となり、試合はこのまま3-2でフランクフルトの勝利となった。

決勝の相手はライプツィヒ、鎌田はドイツ杯優勝を置き土産に移籍したいところ

契約延長をせずフランクフルトを退団することが確実視されている鎌田は、ポルトガルリーグの強豪ベンフィカと契約間近との噂もある。

今季はMFながら公式戦14得点4アシストという素晴らしい成績を残しており、バルセロナやドルトムント、アトレティコ・マドリードなどから強い関心を寄せられていたが、意外にも鎌田はベンフィカを選ぶ可能性が高いようだ。

5大リーグではなくなるが、ベンフィカはポルトガルリーグ37回の優勝、CL優勝2回を誇る名門だ。

今季も首位に立っており、来季のCL出場も決まっているため、悪くない選択肢であると言えるだろう。

注目のドイツ杯決勝は、6月3日に行われる。

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