• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • 鎌田大地、フランクフルトとの契約延長拒否報道、ビッグクラブ移籍への布石か
鎌田大地,W杯,サッカー,ワー,ルドカップ,森保ジャパン

鎌田大地、フランクフルトとの契約延長拒否報道、ビッグクラブ移籍への布石か

鎌田大地(Photo by Masashi Hara/Getty Images)
ドイツ紙『キッカー』によると、フランクフルトに在籍している日本代表MF鎌田大地が契約延長を拒否したようだ。

これにより、2023年夏でフランクフルトとの契約が満了となり、フリー移籍が可能となるため欧州ビッグクラブへの移籍がしやすくなった。

契約延長を打診されるも断りを入れた鎌田

カタールW杯では思うような活躍ができなかった鎌田大地だが、今季序盤はフランクフルトで大活躍を見せた。

公式戦22試合で12得点3アシストを記録しており、MFとして欧州トップクラスの実績を残している。

攻撃的MFとしてだけでなく、ボランチとしてプレーする機会が多かったにもかかわらずこの数字を残しているのは、素晴らしいの一言に尽きる。

当然ながら、契約期間が切れる前にフランクフルト側から延長の打診があり、一時は鎌田も前向きな姿勢を見せていた。

しかし、さらなるビッグクラブへの移籍を目論む鎌田は、この打診を断ったようだ。

これで来夏以降フランクフルトでプレーする可能性はほぼゼロとなり、他クラブへフリー移籍する可能性が高まった。

ビッグクラブへの移籍が現実となる可能性は高い

鎌田大地には、これまでも多くのビッグクラブが興味を示していた。

プレミアリーグのトッテナムやポルトガルリーグのベンフィカ、セリエAのローマ、ブンデスリーガのドルトムント、さらにはラ・リーガのバルセロナからも関心を寄せられていると報じられていた。

鎌田自身、26歳と選手としてそれほど若いとは言えず、このタイミングがビッグクラブに移籍をする最後のチャンスとなる可能性もある。

「家族のためにもサッカー人生で一生分稼ぎたい」と公言していることからも、高給を期待できるビッグクラブへの移籍を望んでいるはずだ。

もしも欧州のビッグクラブへの移籍が実現すれば、日本人サッカー選手の欧州での評価はさらに高まるだろう。

現時点でもアーセナルに冨安健洋、レアル・ソシエダに久保建英が所属するなど、日本人選手はここ数年で躍進していると言える。

鎌田がビッグクラブへと移籍するタイミングで、ブライトンに所属している三笘薫やフライブルクの堂安律もビッグクラブに移籍する可能性もある。

そう考えると、来夏からはさらに日本サッカー界がワンランク上のステージに進むと判断できるだろう。

はたしてどんなビッグクラブから正式オファーが届くのか、今後の動向をチェックしていこう。

関連記事