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ヨドコウはなぜセレッソ大阪のパートナーになったのか? 二田哲×森島寛晃 社長対談

「もっとJリーグの素晴らしさを知ってもらいたい」

森島 我々にとって、ファン・サポーターからの声援はもちろんですが、パートナーの皆様からのサポートは本当に力になります。ただ、今もセレッソを応援しようかどうかと迷っておられる企業の方も多くいるかと思います。そういった方々へ向けて後押しのお言葉をいただけるとありがたいです。

二田 セレッソさんは大変良いチームですので、是非みんなで応援しましょう(笑)。これからますます良くなるチームだと信じています。多くの企業の皆さんにJリーグの素晴らしさや良さを知ってもらいたいと思っています。セレッソさんは「育成型クラブ」として自前で選手を育てていく姿勢でやっておられますが、このコンセプトも良いと思いますね。

森島 ありがとうございます。本当にいろいろな人から愛されるクラブになりたいし、ならなければいけないと、常日頃から思っております。大阪からアジア、そして世界に咲き誇りたいという思いがクラブの中にもありますので、世界で活躍する選手を育てていきたいですね。

二田 やはり、セレッソさんとしてはそれが大事ですよね。良い選手を育て、最後にはしっかりと勝つ。

森島 これはクラブへの要望ということで、社長としてしっかり受け止めます。

二田 サポーターの皆様も、勝つことを望んでいますからね。

勝利を分かち合うセレッソサポーター

森島 ピッチの中で戦うのは選手だけですが、サポーターも一緒に戦っているという意識を強く持っていますからね。選手からしても、疲れている時に彼らの声援を受けると、不思議と力が湧いてきて最後まで頑張れるんです。ヨドコウ桜スタジアムのこけら落としとなった試合では、上限規制の中最大の約5,000人のサポーターに集まっていただきましたが、最後に追いつけたのもその場に集まるサポーターの想いが伝わったからだと思います。サポーターの皆さんがいなければ、最後のひと踏ん張りもできなかったかもしれません。改めて、サポーターの存在の大きさを感じましたし、これからもその声援を力に変えていきたいです。

二田 追いつくだけではなくて、追い越してほしかったのが本音ですが(笑)

森島 次はなんとしてでも(笑)。スタジアムに来ていただいている皆さんにはしっかり笑顔でご挨拶できるようにしたいです。

最後に、2021年は東京でオリンピック・パラリンピックが開催され、企業のスポーツチームに対する支援への意識も変わったのかなと思うのですが、いかがでしょうか。

二田 コロナ禍のように世の中が苦しいときにこそ、スポーツは人を楽しませ、勇気づける力があると確信しております。今夏は「これがスポーツの力だな」と改めて強く感じました。今はいろいろな制約もありますし、選手もその中でプレーをしなければいけません。こういうときだからこそ支援をすることに意義があるし、想いも強くなっていくものなのかな、と。

森島 本当にありがとうございます。ホームゲームがある時には、大阪の皆さんにヨドコウ桜スタジアムに行こうと思ってもらえるように、そしてしっかりとその期待に応えられるように。ちゃんとタイトルをとって、ここ(ヨドコウ本社)に優勝トロフィーを飾っていただけるようにしたいですね。

二田 そんな大事な物をここにずっとは置けないですが(笑)。1週間くらいだけでも置いて、写真を撮らせていただけると嬉しいですね。

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