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鎌田や上田、板倉など日本人選手に暗雲、プレシーズンスタートも移籍先決まらず出遅れ懸念

写真:鎌田大地(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
欧州トップクラスの選手たちの移籍先が次々に決まっている状況の中、日本代表クラスの選手たちの移籍先がなかなか決まっていない。

すでに欧州の各国クラブはプレシーズンをスタートさせており、日本人選手たちの「出遅れ」が懸念される。

久保や三笘などは残留が既定路線だが、今夏の移籍濃厚な日本人選手も多い

今夏は、林大地や奥川雅也、原大智、三好康児など日本代表主力クラス以外の日本人選手の移籍は早々に決定している。

しかし、鎌田大地や田中碧、上田綺世、遠藤航、伊藤洋輝、板倉滉、中村敬斗など、日本代表主力クラスの選手たちの移籍がなかなか決まらないのだ。

鎌田大地はACミランへの移籍寸前まで話が進んだものの破談となり、現在は様々な強豪クラブからのオファーを受け、移籍交渉を行っている。

田中碧は、デュッセルドルフが移籍を容認しており、ウェストハムやフルハム、レスターシティが興味を示している。

上田綺世に関しては、噂されていたスポルティングがスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュを獲得したため、移籍先はその他のクラブとなる。

板倉滉は、残留という選択肢も残されているものの、ナポリやトッテナムといった強豪クラブが関心を示しており、十分に移籍の可能性があると言える。

遠藤航と伊藤洋輝は、シュツットガルトの財政的な面で放出候補となっており、遠藤はフライブルクやプレミアの複数クラブ、伊藤はナポリやトッテナム、フランクフルトなどが興味を示している。

中村敬斗には、プレミアの複数クラブが興味を示していたが、リーグ・アンのリールへの移籍がもっとも可能性が高い。

このように、各選手水面下での交渉は行われているようだが、「移籍先決定」とまではいっていない。

各国リーグ開幕まで残り1ヶ月、プレシーズンはすでにスタートしている

欧州各国では、以下の日程で新シーズンがスタートする。

・プレミアリーグ 8月12日

・ラ・リーガ 8月12日

・ブンデスリーガ 8月13日

・セリエA 8月20日

・リーグ・アン 8月13日

すでに多くのクラブがプレシーズンをスタートさせており、移籍を決めた選手たちも次々に合流を果たす。

しかし、前述した日本人選手たちは、移籍先が決定していないため、新シーズンのスタートをまだ切れない。

田中碧などは在籍しているクラブのプレシーズンに参加しながら移籍先を探している状況だ。

移籍市場は8月まで開かれているが、やはりクラブでレギュラーを確保するためには、早めに契約をしてチームに合流するべきだろう。

果たして鎌田らは移籍先を早めに決めることができるのか、その動向に注目だ。

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