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板倉滉,サッカー,ワールドカップ

9月以来無失点試合なしのボルシアMGは板倉滉の復帰でDFライン安定、来季のCL出場を狙う

(Photo by Christian Verheyen/Borussia Moenchengladbach via Getty Images)
W杯後、しばしの休息を取っていた代表選手たちが、いよいよ所属クラブに戻りトレーニングを再開し始めている。

膝の靭帯断裂という大怪我から急ピッチで間に合わせた板倉滉も、カタールでの大活躍を手土産にボルシアMGに戻っている。

リーグ戦で上位進出を狙うボルシアMGにとっては、板倉の復帰はかなりポジティブなニュースであると言えるだろう。

膝の負傷前までチームでMVP級のプレーをしていた板倉

板倉は、今季から活躍の場をボルシアMGに移している。

当時2部のシャルケから1部の強豪クラブへの移籍であったため、スタメン奪取には時間がかかるかと思われたが、板倉はそのハイパフォーマンスで監督からの信頼を勝ち取り、開幕戦からスタメンの座を奪い取ったのだ。

膝の怪我をするまで(正確にはレッドカードで退場となった第5節のマインツ戦まで)、チームでMVP級の活躍を見せていた。

ダニエル・ファルケ監督は、「板倉が怪我をしてから今もそういった存在がチームに欠けている」とさえ言わしめている。

復帰後はスタメン出場確実、ボルシアMGの守備陣の柱として上位進出を目指す

ボルシアMGは、最近の10年で複数回EL(ヨーロッパリーグ)やCL(チャンピオンズリーグ)に出場している強豪だ。

しかし、今季は板倉がプレーできていた開幕の数試合ではリーグの上位となっていたが、徐々に順位を下げ、現在は8位となっている。

来季のELに出場するならば、5位にならなければならない。

さらに言えば、CL出場を目指すならば、4位以内を目指さなければならないのだ。

チームは9月17日に行われたライプチヒ戦以来、毎試合失点を重ねている。

どこを改善すべきかは一目瞭然だ。

そして、その改善のためにベストな選手である板倉がいよいよ本格的に復帰となる。

4位フランクフルトとの勝ち点差は「5」であり、まだまだ十分に逆転可能であると言えるだろう。

板倉が圧倒的なパフォーマンスでボルシアMGのディフェンスをより強固にし、チームが快進撃となれば、おのずとビッグクラブ移籍への扉も開いていくはずだ。

怪我の再発だけは気を付けなければならないが、ぜひ板倉にはW杯以上のレベルのプレーを見せてもらいたいものだ。

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