
写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
欧州では6月中旬~8月末まで移籍市場が開かれるが、今夏は多くの日本代表選手たちが所属クラブを変える可能性がある。
2026年の北中米W杯まで2年となったこの時期にステップアップ移籍できれば、一気にA代表のスタメン争いでも優位に立てるだけに、各選手にとって非常に重要な選択となる。
町田浩樹(サンジロワーズ)
パリオリンピックにオーバーエイジ枠で出場する可能性のある町田浩樹は、サンジロワーズから移籍する可能性が非常に高い。
本人は今夏5大リーグのいずれかでプレーしたいという意向を示している。
板倉滉(ボルシアMG)
昨夏から常に移籍の噂があった板倉も、今夏移籍する可能性が高い選手の1人だろう。
ドイツ国内のクラブやモナコ、アトレティコ・マドリードといった強豪クラブが興味を示していると『fussball.news』や『FICHAJES.COM』などが報じている。
三笘薫(ブライトン)
過去2シーズンでプレミアリーグに驚きを与えた日本が誇るWGも移籍の可能性がある。
『Team Talk』はアーセナルが有力候補と報じているが、過去にはバルセロナやマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドといったメガクラブも強い興味を示していると報じられている。
久保建英(レアル・ソシエダ)
三笘と並び称される日本のスターは、今季途中でソシエダとの契約を延長したものの、移籍金の額は上積みされていない。
2024-2025シーズンのユニフォーム発表の際もチームの顔である久保は不在となっており、移籍に傾いている可能性は高い。
移籍金は約100億円とも言われているが、経済的な問題のないプレミアの強豪クラブならば十分に獲得可能だ。
『GOL DIGITAL』はリバプールとバルセロナが候補と報じているが、それ以外にもアーセナルやマンチェスター・シティなども獲得レースに参戦するかもしれない。
菅原由勢(AZ)
久保と共に日本代表の次世代を担う菅原も今夏ステップアップを果たす可能性が高い。
『スカイスポーツ』はエヴァ―トンやブライトン、インテル、ヴォルフスブルクといったクラブから興味を持たれていると報じている。
伊藤洋輝(シュツットガルト)
毎年降格争いをしていたシュツットガルトの躍進に貢献した伊藤洋輝もステップアップ移籍の可能性が高い。
『スカイスポーツ』はバイエルンやレバークーゼン、ドルトムントといったドイツ国内の強豪クラブが本気で獲得を検討していると報じており、『トゥットスポルト』もACミランが獲得に動いていると報じている。
田中碧(デュッセルドルフ)
長らくドイツ2部リーグでプレーしていた田中碧もようやくステップアップ移籍を果たしそうだ。
『fussball.news』はシュツットガルトやマインツ、ボルシアMGといったブンデスのクラブへの移籍の可能性が高いと報じている。
旗手怜央(セルティック)
セルティックで難しいシーズンを過ごした旗手怜央も移籍の可能性が高い選手の1人だ。
『スカイスポーツ』は具体的なクラブ名は挙げなかったものの、プレミアリーグや5大リーグの多くのクラブが興味を持っていると報じている。
鎌田大地(ラツィオ)
シーズン終盤に監督が代わりようやく主力としてプレーできるようになった鎌田大地は、契約を延長する選択肢もあり一時は口頭合意に至ったとの報道もあったが、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ記者はすでにラツィオとの交渉は決裂しており、プレミアリーグのクリスタルパレスへの移籍が近づいていると報じている。
浅野拓磨(ボーフム)
ボーフムの奇跡のブンデス残留に貢献した浅野拓磨は、すでにボーフムを退団することが決定している。
『シュポルト・ビルト』はウニオン・ベルリンやアウクスブルク、マインツなどが興味を示していると報じている。
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